恣翁さん
のうた一覧
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秋萩にうづめられぬる甃 昼すら 虫の音 乱れて聞こゆ
平成三十年十月十三日
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京都の出町柳にある常林寺は、萩...
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秋霖を聴ける 書斎の闇の底 咳きひとつ 沈みたりけり
平成三十年十月十日
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寝覚め月 外しそびれた簾の外に 梧桐の葉の散れるを覚る
平成三十年十月九日
16
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時雨空 俄かに晴れて 薄明き障子に 鳥の影映りけり
平成三十年十月八日
15
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谷川を 泡とともに ヤマナシの ほろ酔へるがに浮き沈みせり
平成三十年十月三日
12
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零れても なほ余りある強き香に 世を捨てきれぬ未練を見けり
平成三十年十月一日
12
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靄りたる山懐に抱かれて 修善寺の 早暮れかかりたり
平成三十年九月十九日
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某歌人さんに、近況報告とともに...
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紅き灯の滲み初めたる 夕暮れの甍 小寒き色に染まれり
平成三十年九月十四日
16
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正月の凧のごとくに 両袖を拡げて 竿に泳ぐTシャツ
平成三十年九月十二日
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行燈に 朧に点る秋草に 撫子活けて 花器にしをらし
平成三十年九月十一日
21
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秋風に 打ち遣られぬる灯籠の ゆらゆらと 尾を靡かせて在り
平成三十年九月七日
14
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通り雨に 耳傾けつ石置くに 秋の日 いつか暮れにけるらむ
平成三十年九月一日
17
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夕されば 一日を惜しむ蜩も 秋の闌けなば 鳴き弱りてむ
平成三十年八月二十三日
16
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椽に続く障子の破れに 囁ける風の音寂く 秋は来にけり
平成三十年八月二十日
21
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朝顔の 伸びたる蔓を 涼風の吹きて 単の襟に染みけり
平成三十年八月十四日
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芒生ふる庭に 夜露の降りたれば 下駄の音こそ 偸まれにけれ
平成三十年八月十二日
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この夏を忘れかぬれや 児ら上ぐる 未練の花火 秋蛍なめり
平成三十年八月十一日
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油蝉 炒らるがに鳴き 日覆ひの外まで 声ぞ迫りて来なる
平成三十年八月三日
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物寂ぶる 北向きの部屋の窓の下 断腸花にし 主偲はゆ
平成三十年八月二日
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玻璃窓に見ゆる 凋める叢菊に 息吐かせたく 驟雨だに来な
平成三十年七月二十一日
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