恣翁さん
のうた一覧
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光耀を亡くせし白き月のみぞ 地面を這へる靄を照らせる
令和五年四月二十日
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蘆原を渡れる風に 葭切の不意の叫びぞ 嘲るごとき
令和五年五月十八日
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近江八幡の西の湖
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軟らかな南風にも 海の泡立ちて 夜光虫こそ明滅しけれ
令和五年五月二十七日
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花期過ぎし牡丹しとどに濡れ増さり 葉より緑の霧の立つめり
令和五年六月三日
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庭に向き 朝の日射しを浴びながら 深まる青を黙して見つむ
令和五年六月二十五日
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蚊遣り火の煙 縞のごと 掛茶屋の葭簀を透り 流れ出したり
令和五年七月十一日
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残照に つかのま明くなりし部屋 何時しか闇の忍び入りける
令和五年七月十五日
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滑らかな砥石の肌に 包丁の刃 冷たき音を立てたり
令和五年八月五日
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朝晩の 目立ち初めにし秋色に 思ひを致す関寺小町
令和五年八月二十七日
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菩薩像 此の世ならざる笑み湛へ 深く青ずむ背景に立つ
令和五年九月五日
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鴨川の土手に 寄り添ふカップルの 含み笑ひの耳につくかな
令和五年九月二十八日
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吾を睨む空ろな髑髏 志遂げで 窮理の熱冷めにけむ
令和五年十一月七日
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生け垣の枳殻の枯葉 肌寒き風に舞ふがに震へたるかな
令和五年十二月十二日
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凩に波立つ水は ぎらぎらと 研ぎし鋼の閃湛へたり
令和五年十二月二十七日
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歌会「水のうた」に投稿していま...
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吹き抜くる風に 枯れにし裏白の縮るる葉こそ 震へたりけれ
令和六年一月六日
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ぱちぱちと鳴る切り炭の 薄青き焔を 茫と見呆けにけり
令和六年二月四日
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真夜中の月影寒く 窓に射し 素足のままの吾を照らしけり
令和六年二月二日
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鮮やかな色の鱗の並ぶがに 波紋のごとく出づるマヌカン
令和六年二月六日
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香に覚る 暗き庭なるゆすら梅 目をし凝らせば ぼんやりと浮く
令和六年四月五日
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花影を踏み拉きたる物狂ひ 八重の桜を月下に仰ぐ
令和六年四月二十日
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