恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
停電の夜に花咲く燈心よ 延べたる夜具を 細々点せ
令和四年三月十七日
13
もっと見る
泥をもて巣作りに励む海燕 風穏やかに 初夏の日長し
令和四年五月七日
13
水滿池塘葉滿枝 曲廊危榭愜幽期...
もっと見る
くもり硝子に 薄れ日の差す春の午後 心の襞の翳りゆくらむ
令和四年五月十七日
13
もっと見る
浮世絵の軸を掛けたる床の間に 一輪挿しの梔子の花
令和四年五月二十九日
13
もっと見る
砂鉄吸ふ磁石にも似て 底方無き海湛へたる瞳に魅せられぬ
令和四年六月二十三日
13
もっと見る
昼酒に 斜陽の我が影 踏み尽くし 月影だにも踏みて帰らむ
令和四年七月七日
13
烏桕陰中 把る酒杯 山園処...
もっと見る
小娘の 口に含みて 膨らみし酸漿の笛 溝に吹きつ
令和四年七月十日
13
もっと見る
古びたる ひがしの茶屋の代赭色 紅柄格子に秘めし火遊び
令和四年七月二十四日
13
もっと見る
鑿振るふ木匠の手に 武骨にも 具象せらるる形の記憶
令和四年七月二十六日
13
もっと見る
秋風に 静かに揺るる白芙蓉 余炎の庭に 涼をもたらす
令和四年八月二十日
13
もっと見る
夕刻の黄ばむ光の流れ込む土間に 蟋蟀告ぐる秋かな
令和四年九月十日
13
もっと見る
西風の吹く静か夜に ちらちらと川面に揺るる 雨後の明月
令和四年九月十一日
13
もっと見る
さわさわと乾きし音を立て 葦の黄ばみ初めたる葉に 風わたる
令和四年十月十一日
13
西ノ湖(近江八幡)
もっと見る
黄昏の濃き堀の面ぞ 寒々と 鉛色にし光りたりける
令和四年十月二十二日
13
もっと見る
坂道の脇に 黄金に枯れ初めし尾花 うるさく風にそよげり
令和四年十一月一日
13
もっと見る
凪冷えて 静まりきれる天地に 月明かりこそ 今宵浸むらめ
令和四年十二月一日
13
ラップランドの月明
もっと見る
朝霧の晴れねば 遠く眠たげに 路往く人の足音響く
令和四年十二月六日
13
もっと見る
松籟の寒々とせし音を聴く 衾の襟を掻き寄せながら
令和四年十二月十一日
13
もっと見る
引き潮の汀に立てば 泡沫を飛沫と化して 風の吹き付く
令和五年二月十二日
13
もっと見る
全うを蔑み 見栄や衒ひすら 斜に構へて 洒落と粋がる
令和五年二月十四日
13
もっと見る
[1]
<<
123
|
124
|
125
|
126
|
127
|
128
|
129
|
130
|
131
|
132
|
133
>>
[148]