恣翁さん
のうた一覧
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雨を避け 薮蚊の群れは 植え込みの陰に 細かく揺れ動きたり
令和二年六月十五日
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時の鐘 紅き落暉を呑みてしを 今し吐きたり 白き素月を
令和二年九月五日
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秋空のような女心を、川越の時の...
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苅りてゐる雑草の中に 撫子の花 二つ三つ 見つけ和みぬ
令和二年九月三十日
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北へ行く 渡りの鳥の旅衣 如月の風 翻すらむ
令和三年二月十三日
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訪ね来る客の無ければ 終日 雨を聞きつつ 無聊託ちぬ
令和三年三月二日
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驚きて 鳩の飛び立ち 産土の杜の暗さを 刹那深めき
令和三年七月十四日
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幽霊とかくれんぼして おひさまを待ってる女児が 月の子供さ
令和三年八月二十一日
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トウジさん 歌を送っていただ...
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藪枯らし 絡むフェンスの隙間から テニスする君を いつも見ていた
令和三年八月二十七日
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歌をお送りいただいた某歌人さん...
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雨垂れのやうな響きの沁むるかな エリック・サティの沈鬱の酔ひ
令和三年九月四日
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何処より這ひ出したるか 夜の闇 黙し 翼を世界に展ぐ
令和三年九月六日
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翳む声に 初老の疲れ偲はれて 女心の惑ひぬるかも
令和三年九月十日
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おかっぱに結びし 真っ赤な幅広のリボンひらひら 蝶の飛ぶがに
令和三年九月二十六日
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輪郭に圧さるるごとく 背を曲げて 入り日に向かふ移住者の群れ
令和三年九月三十日
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店奥に お伽噺の空気すら醸す爺婆 しゃがみ込みけり
令和三年十月九日
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夕暮れの空気を裂きて 打つ飛礫 暗く濁れる川面に消えぬ
令和三年十月二十八日
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蒼褪めて立ち尽くしたり 雨に濡れ 機械油に汚れたる顔
令和三年十月三十一日
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窓外を後ろへ過ぎる街はまだ 眠りの足らぬ寝惚け面かも
令和三年十一月四日
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カラタチの垣に掛かれる蜘蛛の網を 紅く染めたる車の尾灯
令和三年十一月十六日
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食卓に並びし皿ぞ光りける 水に映りし月のごとくに
令和三年十二月二十五日
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けふの日の空の青さを思はせて 寝屋の障子に射せる朝の陽
令和四年一月十六日
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