恣翁さん
のうた一覧
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大きなる円の軌跡を 盲ひたる乞食や 沙に辿り続けむ
平成二十七年九月二十二日
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とこしなへに 跛の盲が 大なる円...
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「屍体の血、こんな色よ。」と笑み 匙で紅茶を掬ふ君は女医さん
平成二十七年九月二十八日
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屍体の血は コンナ色だと笑ひつゝ...
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傾きし陽の射し 眩き厩こそ 馬糞の臭ひ 鼻に付きけれ
平成二十七年十一月十五日
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領せしかど 胡だに旧風容れぬるを イスラム国の いま如何にぞや
平成二十七年十一月二十一日
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・・・・・ 寝園 石馬を残し ...
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山際に 日暮れは 沼に礫しを投げつがに 波広げゆきけり
平成二十七年十一月二十八日
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汚れたる手拭ひに似て 分譲の招きは 棹に縒れ纏はれり
平成二十七年十一月二十九日
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眠りたる 稚き児を縊りたく 腕の疼ける この夕べかな
平成二十七年十二月一日
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此の夕べ 可愛き小鳥やはやはと ...
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悠々と 鉈豆煙管を 五徳にし叩きて 老の灰を落としつ
平成二十七年十二月七日
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暖房の効きたる部屋に入る外気 柔らかき針 頬を刺しけり
平成二十七年十二月二十三日
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彼の面向き ゴイサギ 艫に 頬被りすがに虚けて翼休めり
平成二十七年十二月三十日
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鱒寿司を解けば 強き笹の葉の痼りて 輪っぱの縁に圧したり
平成二十八年一月十七日
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桑畑の 緑の靄を縫ふごとく TGVの鉄路続きたるかな
平成二十八年四月三十日
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バーゼル~パリを結ぶTGV(テ...
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生乾きのシャツに アイロン当てて着る 底に雨気の 梅雨の晴れ間に
平成二十八年六月二十四日
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城を抱く堤の橋に 月は寄り 湖水受け止め 塔ぞ聳ける
平成二十八年八月十一日
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落日 松陵の道 堤長くして 城...
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動かざる窓の灯に 読む家信にや 今宵 夜業の老父母夢みむ
平成二十八年九月十三日
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枕に倚り 午夜の砧を愁へて聴くに...
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行人の 初雁が音を 三更の雨にし聞かば 腸を断つべし
平成二十八年十月九日
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落葉 蕭々 江水長く 故園 帰...
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船ならで 黒き煙の小塊を 怪しき禽に準へしなり
平成二十九年一月八日
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某歌人の方から、投稿した拙歌に...
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雪の中ゆ 掘り出されたるごとき町を 爪掛け下駄の 新造ゆきけり
平成二十九年一月二十日
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川端康成の「雪国」をイメージし...
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シテのごと 廊下ゆく女の足捌き 白き鯉二尾 瀬を泳ぐめり
平成二十九年二月二日
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某歌人の方の「初句を工夫しては...
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ませ餓鬼の手の 懐に戯れて 夜寒一入 乳嘴尖りぬ
平成二十九年二月六日
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紗莉雛さんの歌に触発されて詠ん...
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