恣翁さん
のうた一覧
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ズック靴干せる背戸なる杏花より 長閑けき春や 溢れ出づらむ
平成三十年三月二十四日
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午近く 障子ゆ射し込む影薄く 鶯の音も湿りたるかも
平成三十年三月二十二日
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艶やかに 雨に悩める海棠や 誘ふごとく 人待てるらむ
平成三十年三月二十一日
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一本に 玉簪花に似て五つ六つ 紫蘭の花は 般若思はす
平成三十年三月十一日
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泥靴の 点々と残る黒き跡に 雪解の春を ふと嗅ぎぬらし
平成三十年三月十日
17
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昨夜の雨去りて跡なく 軒近く 雲の絶え間に 鳥囀れり
平成三十年一月十一日
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地中より 何吸ひけむか 薔薇の紅 知らず 執拗き風の胚芽を
平成三十年一月七日
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椿や山茶花の紅色と比べると、薔...
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砂埃 黄色く巻き上げ 空風は 冷たき街を染め 濁しけり
平成三十年一月四日
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寒々と 樹の影落す水湛へ 汚れて荒びし 暗き濠あり
平成二十九年十二月十一日
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軒先に 吐き出しつがに月残り 這へる朝靄 擬宝珠呑むめり
平成二十九年十二月七日
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空高く昇れる月は 青白き烟に 森を包みたりけり
平成二十九年十一月二十五日
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咽を刺す夜気に 鋭く光りたる 二日ばかりの 幽かなる月
平成二十九年十一月二十一日
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薄荒びしブリキに似たり 其の色は 白亜の崖ゆ 海峡望むに
平成二十九年十一月七日
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フランスに行った時に見たドーバ...
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傾ける陽に 一面の 真白なる炎と化しける 芒の花はや
平成二十九年十一月四日
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数多なる椋鳥の声 降る雨の 脈動すなり 涌きつ弱みつ
平成二十九年十一月三日
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湿りたる落ち葉の醸す 白樺の林の匂ひに しみじみ浸りぬ
平成二十九年十月二十八日
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鐘楼の礎に 紅き濡れ色の楓 時雨れて 吹き寄せられけり
平成二十九年十月二十七日
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凝然と 目を瞑りたれば 天の川 流れの音さへ聞こえけるらむ
平成二十九年九月三十日
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ガタガタと 壊れかけたる枝折り戸を 嘲るごとく 青北風鳴らせり
平成二十九年九月十六日
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教室の硝子戸鳴らし 栗の葉も揺らして 風の青白きかな
平成二十九年九月十五日
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