恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
苅りてゐる雑草の中に 撫子の花 二つ三つ 見つけ和みぬ
令和二年九月三十日
13
もっと見る
白妙のシャツの袖さへ 青まする木蔭に 紫煙吹かしたりけり
令和二年八月二十七日
17
もっと見る
打ち水の干さぬ小庭の葭簀越し 三味の爪弾き 梅雨明けにけり
令和二年八月一日
17
もっと見る
押し寄する闇を わずかに防ぎつつ 灯心の火ぞ 妖しく揺らぐ
令和二年七月二十日
17
もっと見る
いつだとて 「明日は吉」と言ひし君 いませば 我に何か告げまし
令和二年七月十二日
15
多くの人々に被害を及ぼしている...
もっと見る
雨を避け 薮蚊の群れは 植え込みの陰に 細かく揺れ動きたり
令和二年六月十五日
13
もっと見る
合羽すら浸みぬる鬼雨に 意を決し 敗走したり 兵士のごとく
令和二年五月十六日
13
もっと見る
どぶ川に 物憂く繋ぐ 日に焼けし舟 どんよりと幻燈のごとし
令和二年四月三十日
12
もっと見る
濠端の一足ごとに 広ごれる夜空に 青く草匂ひけり
令和二年四月二十三日
16
東京で転職したばかりの頃、慣れ...
もっと見る
渦巻ける煙に すっかり 心しを奪はれたりがに パイプ燻らす
令和二年四月十六日
11
暇に飽かせて、コナン・ドイルの...
もっと見る
和紙を漉きし指の毛細血管を 繊維偲はゆ 陽に透かすれば
令和二年四月二日
17
もっと見る
薄寒さ残る日射しに 黒羽織 干潟の砂のごとく光れり
令和二年二月十一日
10
もっと見る
童らの雪釣る空は 一面に 凍りし雲の灰を流せり
令和二年二月六日
16
雪釣りは、雪の中に糸の先に炭を...
もっと見る
店先のぐじの上にし 降り積める 氷雨混じりの 春の雪かな
令和二年二月四日
17
「ぐじ」はアカアマダイの福井県...
もっと見る
縮緬の 冷たく重き感触の 膚にしっとり纏はりにけり
令和二年一月二十八日
14
もっと見る
足裏に 冷たき板を踏みたれば 袴の裾ゆ 身の凍みぬなり
令和二年一月十八日
13
もっと見る
臥し所なる障子 細目に引き開けて 飽かずて眺む 雀遊ぶを
令和二年一月一日
16
もっと見る
城址に立ち 碑を あかあかと染むる夕陽を 望みたりけり
令和元年十二月二十九日
14
もっと見る
柚子皮のマーマレードと珈琲の 香は深くして 冬ぞ来にける
令和元年十二月十八日
15
もっと見る
マドロスを気取り ボラードに足置きて ひたひた満ち来る潮を聞きたり
令和元年十二月十五日
6
もっと見る
[1]
<<
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
>>
[58]