恣翁さん
のうた一覧
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梅が香に酔ひて 笑まふを手向けとす 春告げ鳥は 未だ鳴かねど
令和三年二月二十八日
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背戸にある杏花の下に 干されたる鍋 うつ伏せに 長閑けかりけり
令和三年三月十四日
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罌粟の花 女にやなりぬと見るまでに はや身籠れる 愛しき児に似る
令和三年四月十五日
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日曜の 山手のカフェはひっそりと 押し黙る二人 卓に向き合ふ
令和三年七月三十一日
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西日射し 午睡ゆ醒めし籐椅子に 籠の虫の音 夕涼を告ぐ
令和三年八月三日
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独り風床に臥して 睡味長し 醒...
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幾つもの色を 貴方と重ねしを モノクロームの思ひ出生りぬ
令和三年八月十一日
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秋の日の底に潜むも 逸り立つ冬の分子か 膚粟立つに
令和三年十月二十四日
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舞台にし灯りの点り 君が目に 微笑の影の閃きつめり
令和三年十二月二十八日
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夕暮れに亡き子を待つか 寒くとも窓を放ちて視る庭の闇
令和三年十二月十二日
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拍手を下さった、滝川昌之さんを...
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安らけく 地上に夜の眠るべく けふの終はりを 祖に謝ふ
令和四年一月二十九日
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カーテンを洩れたる春の陽の中を 妖精のごと 塵ぞ舞ひける
令和四年二月二十六日
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春立ちてわづかに二旬 水色の和げる閑 菜花と欣ぶ
令和四年三月九日
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・・・・・ 遠田 水色明らかに...
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陽は森の彼方に沈み 散光を投げかけたりゑ 野面の上に
令和四年七月二十一日
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言葉にはできねど感謝 向日葵のやうなあなたに会へてよかった
令和四年八月十三日
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うたのわを去られた某歌人さんに...
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一点の血痕のやう 残りける炎の消えて 芯ぞ燻れる
令和四年八月十七日
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難破船 沙を洗ひ寄せ返す 無常の浪が歔欷するばかり
令和四年八月二十八日
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積まれたる白菜 朝の陽を浴びて 目の覚むるまで 実にみづみづし
令和四年十一月十二日
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気の滅入る 落ち葉を濡らす雨音に 抗ふごとく大股にゆく
令和四年十一月十五日
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埃積む音だにすらむ廃屋の 湿気帯びたる甘酸き匂ひ
令和四年十一月十七日
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文机に 肩を縮めて茫然と 時雨を聞ける長き冬の夜
令和四年十二月十三日
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