恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
木立砕く月桂青く 煙るがに地を這ひたるを 踏みて進まむ
平成二十五年十一月十九日
14
もっと見る
刺青のごとく 湯の面の松の葉の 湯上りの腕に貼り付けるかな
平成二十六年七月三日
14
もっと見る
変はりゆく谷間の日に 衒ふがに オオルリの声よく通りたり
平成二十六年七月四日
14
もっと見る
浜にあるボートの尻を 波の舐む 浅瀬を犬の駆け回るたび
平成二十六年八月二十五日
14
もっと見る
舫ひたる船の混むがに 建つ家並み 眺むる干場に夜露降り初む
平成二十六年九月十一日
14
もっと見る
一面の闇聳えたる枕辺に 空切る手こそ 仄見えましか
平成二十六年九月二十三日
14
「もしかすると仄見えるだろう」...
もっと見る
鳶の舞ふ秋空映す池の上に 跳ね躍りたる魚ぞ可笑しき
平成二十六年十月一日
14
秋高くして 秋水に秋空を見る ...
もっと見る
東を望む岬の岩が根は 望郷滲む雫に濡れたり
平成二十六年十一月五日
14
もっと見る
秋の日の岩山ゆ 故郷を望めれど 融州の町見ゆるばかりぞ
平成二十六年十一月二十五日
14
荒山 秋の日の午 独り上る 意...
もっと見る
如何にぞや 農夫餓死する 世の中に 遊休の田の一つも無きに
平成二十六年十二月四日
14
春に一粒の粟を種ゑ 秋に万顆の...
もっと見る
肩を抱き 窓硝子透かし 夜を知らぬ賑はふ街を 君と見遣れり
平成二十六年十二月二十二日
14
老人の妄想短歌(其の二十七)で...
もっと見る
神の門に詣づる列は 日暮るれど 凍て雪に猶ほ先を急きたり
平成二十七年一月四日
14
酒旗相望む 大堤の頭 堤下には...
もっと見る
梅が枝に 処女の乳嘴を想はする 薄紅の蕾脹らむ
平成二十七年一月三十日
14
もっと見る
「ジ、ジ」と音を立てて 揺らめく蝋燭の炎に 影の伸縮しけり
平成二十七年二月二十日
14
もっと見る
麗らかな日差しを宿し 陽炎の埃の底に 蠕動しけり
平成二十七年二月二十七日
14
もっと見る
床に落つる埃の音すら 聞こゆがに 静もりけるか 臨死体験
平成二十七年三月二十日
14
臨死体験を詠まれた歌人の方に、...
もっと見る
音もなく 水面を滑る漕艇は 機械仕掛けのアメンボウなり
平成二十七年五月五日
14
もっと見る
桃色に滲める月の暈に似て 君の乳輪 指先に腫る
平成二十七年六月一日
14
もっと見る
水嵩の増えし川面の雨痕を スクリューの掻き 船尾灯消ゆ
平成二十七年六月二十日
14
もっと見る
兇暴な食欲の的の肉塊ぞ 燃ゆる木のごと 脂肪爆ぜける
平成二十七年六月二十一日
14
もっと見る
[1]
<<
108
|
109
|
110
|
111
|
112
|
113
|
114
|
115
|
116
|
117
|
118
>>
[148]