恣翁さん
のうた一覧
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苦き茶の 幽かな甘味を味はひぬ 淹れし嫗の微笑とともに
令和三年七月十七日
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驚きて 鳩の飛び立ち 産土の杜の暗さを 刹那深めき
令和三年七月十四日
13
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低き椅子の背に 危ふげに腰掛けて パジャマの儘に 朝刊を見る
令和三年七月十一日
11
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虫ピンに展翅せらるがに 大きなる蛾の 街灯に ひとつ止まれり
令和三年七月四日
12
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燈明は 意味あるごとく瞬きて 耳鳴りに似し音波を発す
令和三年六月二十九日
17
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初夏の風は わづかに紗を揺らし 午後の空気を震はせたるか
令和三年五月二十三日
20
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馬乗りに 椅子に跨がり 往来を 暇に飽かせて見下ろせるかな
令和三年五月十六日
12
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病的に黄ばむ膚ぞ ブラインドを漏るる光に 琥珀のごとき
令和三年五月十三日
8
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主変はり 顧みられぬ庭にあり 心のままに咲く藤ぞよき
令和三年四月二十六日
18
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小手毬の白に 年経る偏屈の 産に還れる心延へ観る
令和三年四月二十日
17
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背戸にある杏花の下に 干されたる鍋 うつ伏せに 長閑けかりけり
令和三年三月十四日
14
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敷き放す茵の上に この春も 初音聞かれぬ 永らへたれば
令和三年三月十日
11
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訪ね来る客の無ければ 終日 雨を聞きつつ 無聊託ちぬ
令和三年三月二日
13
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梅が香に酔ひて 笑まふを手向けとす 春告げ鳥は 未だ鳴かねど
令和三年二月二十八日
14
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北へ行く 渡りの鳥の旅衣 如月の風 翻すらむ
令和三年二月十三日
13
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昨日より洗ひ置きたる硯さへ こほりつきける手水場の寒
令和三年一月三十一日
14
説明口調を詠み直しました。拍手...
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やせ行くも 届かざりけり なかなかに おほはらまでの途遠ければ
令和三年一月二十六日
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続けたる透析治療に それなりの元気を貰ふと 賀状に記す
令和二年十二月二十一日
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駕籠舁きの杖のみ聴きけむ 冷水の石畳に今 霙降り頻く
令和二年十二月十五日
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暮れやすき陽の 力なく薄れゆき 後の彼岸や うそ寒かりし
令和二年十月二日
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