恣翁さん
のうた一覧
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被災地の天穹 未だ明ければ 虚の 白き裏を思はす
平成三十年五月八日
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立夏に、福島原発の被災地を詠ん...
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油蝉 炒らるがに鳴き 日覆ひの外まで 声ぞ迫りて来なる
平成三十年八月三日
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細蟹の網に 珠結び 染まりゆく秋色 錦に織る時雨かな
平成三十年九月二十九日
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時雨空 俄かに晴れて 薄明き障子に 鳥の影映りけり
平成三十年十月八日
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夕靄の 低く迷へる山科に 薄っぺらなる月の射し初む
平成三十年十月十二日
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指先に 嬲る乳嘴の尖れるを 確かめたくて 唇に啄む
平成三十年十月二十五日
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満天の星 降るごとく 木枯らしに吹き消さるがに 瞬きたりけり
平成三十年十二月十一日
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寝不足の眼に泌むる 朝の気は 無量のはりを含みたるかな
令和元年五月十七日
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寝不足で眼が眩しいけれど、満ち...
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目力のある眼を避けて 薄暗き部屋の隅にぞ 顔背けける
令和元年七月十七日
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独り居の床に臥しせば 梅雨寒の雨ほど 辛きはあらざらましを
令和元年七月十九日
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「無理をして体調を崩してしまわ...
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蝋燭の暗き火 夜風に瞬きて 百物語 佳境を迎ふ
令和元年七月二十一日
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古井戸の底から 夜は湧き出でて 辺りを闇に浸潤しつらむ
令和元年八月六日
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母在りし 二階の居間は 昼過ぎも冷えて 樟脳いつも匂ひき
令和元年八月八日
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解れ毛を気にして 撫づる襟足の化粧の匂ひ 立ち迷ふかも
令和元年八月十五日
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改札の床材の目地 雨傘に突きつつ 誰を女や待つらむ
令和元年九月十二日
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縁側を 庭に飼わるる鶏の 油然と 一羽歩き回れり
令和元年九月二十五日
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今朝は久し振りにすっきり晴れて...
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夕闇に 芒の花の 仄白く光る今宵は 十三夜かも
令和元年十一月九日
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柚子皮のマーマレードと珈琲の 香は深くして 冬ぞ来にける
令和元年十二月十八日
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いつだとて 「明日は吉」と言ひし君 いませば 我に何か告げまし
令和二年七月十二日
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多くの人々に被害を及ぼしている...
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いつもなら コンチキチンの囃子の音 聞けぬ今年も 鱧食らひけり
令和二年七月十五日
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富山から御夫婦で上洛された友と...
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