恣翁さん
のうた一覧
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石蕗の濃き緑葉に置く滴 照る程に 雨降り増さるめり
平成二十五年六月二十日
36
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人気なき楼に 北斗の懸かる頃 螢火ばかり怪しく流る
平成二十五年六月十九日
31
天は北斗を囘らせて西楼に挂かる ...
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立葵 紅く咲けるを 萎ぶがに 黒ずむ蕾の皺ぞ哀しき
平成二十五年六月十八日
28
隣のマンションの花壇の立葵が赤...
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雨の過ぎ 階に苔青く満つ 繁華知らずがに 楼靄に籠む
平成二十五年六月十七日
22
雨過ぎて 一蝉噪ぎ 飄蕭として...
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降り頻る五月雨の音 聴きながら 窓に凭れて夜明けを待てり
平成二十五年六月十三日
37
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仏塔の迎ふる街に 今まさに 雲道連れに 雨入らむとす
平成二十五年六月十二日
21
雨意 成らむと欲して還ほ未だ成ら...
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開く時振り撒く夢を閉ぢ込めて 眠る蕾の白き睡蓮
平成二十五年六月十一日
43
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色街の女は 秋波送りては 旅の男の気こそ引きたれ
平成二十五年六月十日
20
呉児 多くは白皙 好みて 蕩舟...
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じっとりと汗ばみ 火照る肌には 雨気を含む風ぞ重たき
平成二十五年六月七日
26
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楽しみも 憂ひも持たねば 一日の長短問はで 成り行き任せ
平成二十五年六月六日
18
食罷一覚睡 起来両甌茶 挙頭...
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葱刻む手の甲で汗拭へれば 匂ひ刺すがに眼に沁みにけり
平成二十五年六月五日
22
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六月の青嵐吹く川堤 泥の木陰に臥し睡らばや
平成二十五年六月四日
39
乞ひ得たり 田園 自在の身 還...
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陽炎に 栗の花穂は包まれて 蒼白き火や 燃え上がらせむ
平成二十五年六月三日
36
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緑葉は陰を成せども 実は僅か 過半散りぬる曾ての蕾
平成二十五年五月三十一日
20
自ら恨む 芳を尋ねて到ること已だ...
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幟立つ茶店の裏に 梅の実の 雨に打たれて熟れたるを見る
平成二十五年五月三十日
37
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集ひける士と 琴弾きし座敷こそ 庭は草生し 埃積もらめ
平成二十五年五月二十八日
21
我が家の北海の宅 寺と作る南江...
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長き睫毛伏せて 幼女は ベンチより その両脚をブラブラさせたり
平成二十五年五月二十七日
31
昨日散歩の途中立ち寄った公園で...
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月照るも 愁ひに長く閉ざされて 春の記憶は塵に埋もれぬ
平成二十五年五月二十四日
40
桂殿の長愁 春を記さず 黄金の...
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一条の路に草萌え 裾のごと 斜めに延びて寺に続けり
平成二十五年五月二十三日
20
望海楼明照曙霞 護江堤白蹋晴沙...
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輪郭の滲める月に 漆黒の禽飛び立ちて 「唖々」と一声
平成二十五年五月二十二日
26
紫草さんが詠まれた鴉の歌に、勝...
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