恣翁さん
のうた一覧
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雨音が時を刻みて 思ひ出に 優しき日々も変はりぬらめや
令和四年七月三十日
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うたのわを去られた某歌人さんに...
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茶漬け食む老婆が一人 暮れかかる秋の一日に 淡き星見ゆ
令和四年九月二十九日
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降り注ぐこもれびを浴び 先をゆくあなたの背こそ 白斑に染まれ
令和四年十月二十五日
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対岸の楓 盛りを過ぎぬらし 霜枯れし葉の落ち初めぬれば
令和四年十一月二十四日
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雪止みし街はとっぷり暮れ落ちて 夕月いつか懸かりけるらむ
令和五年一月二十六日
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雲の孕む 名のみの春の白き月 我らを照らせ 労るごとく
令和五年二月五日
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瀬の音にまぎれたる雨 闇を籠め 窓を放てば 軒を打つなり
令和五年二月九日
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春月や 静夜の色に淀みたる川ゆ聞こゆる酔漢の声
令和五年三月二十八日
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薄月の空は潤みて ゆく春の川面を渡る風快し
令和五年四月二十五日
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紫に芽をふくらませ しっとりと小雨に濡るる桐の慎まし
令和五年五月九日
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苧環の花の命も盛りまで 散るまで好きに生きるがさだめ
令和五年六月十五日
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雷雨去り 濡れたる砂に月明かり 爽やかな風渡る宵かな
令和五年九月二十一日
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逆光の山並み 近く見ゆるかも 炊ぎの煙の漂ふ夕に
令和五年十一月二十日
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小雪に 水垢離の音 寒々と 木菟の耳にも響きたるらむ
令和五年十一月二十八日
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船の焚く火影ちらちら頼りなく 初冬の宵ぞ一入寒き
令和五年十一月三十日
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薄墨の 枯れて萎るる蓮の葉を 映す水面に冬の午後の陽
令和五年十二月十四日
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仄白く 低き家並の続く道 未明に凍てて横たはるかな
令和六年一月十七日
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ベッドから 手を拱きて ゆく春を カーテン越しの風に聞くかな
令和六年三月十一日
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涼し気な 少女の視線は ぼんやりと 剥がれかけたる 壁紙に落つ
平成二十三年六月十三日
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古の 冷然とした 微笑みを 含みて像の ただ静かなり
平成二十三年七月十六日
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