恣翁さん
のうた一覧
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合羽すら浸みぬる鬼雨に 意を決し 敗走したり 兵士のごとく
令和二年五月十六日
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どぶ川に 物憂く繋ぐ 日に焼けし舟 どんよりと幻燈のごとし
令和二年四月三十日
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濠端の一足ごとに 広ごれる夜空に 青く草匂ひけり
令和二年四月二十三日
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東京で転職したばかりの頃、慣れ...
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渦巻ける煙に すっかり 心しを奪はれたりがに パイプ燻らす
令和二年四月十六日
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暇に飽かせて、コナン・ドイルの...
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和紙を漉きし指の毛細血管を 繊維偲はゆ 陽に透かすれば
令和二年四月二日
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薄寒さ残る日射しに 黒羽織 干潟の砂のごとく光れり
令和二年二月十一日
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童らの雪釣る空は 一面に 凍りし雲の灰を流せり
令和二年二月六日
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雪釣りは、雪の中に糸の先に炭を...
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店先のぐじの上にし 降り積める 氷雨混じりの 春の雪かな
令和二年二月四日
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「ぐじ」はアカアマダイの福井県...
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縮緬の 冷たく重き感触の 膚にしっとり纏はりにけり
令和二年一月二十八日
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足裏に 冷たき板を踏みたれば 袴の裾ゆ 身の凍みぬなり
令和二年一月十八日
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臥し所なる障子 細目に引き開けて 飽かずて眺む 雀遊ぶを
令和二年一月一日
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城址に立ち 碑を あかあかと染むる夕陽を 望みたりけり
令和元年十二月二十九日
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柚子皮のマーマレードと珈琲の 香は深くして 冬ぞ来にける
令和元年十二月十八日
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マドロスを気取り ボラードに足置きて ひたひた満ち来る潮を聞きたり
令和元年十二月十五日
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風寒く 漣ばかり 往来の絶えし堀端 師走に暗し
令和元年十二月六日
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軒に干す大根の葉の 乾きぬる音ぞ 夕べに紙揉むごとき
令和元年十一月二十一日
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寝付かれぬ 木枯らしの夜や 背戸に鳴く虫の音さへも 甚く衰ふ
令和元年十一月十四日
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群れをなす鴎の 低く飛ぶを見ば その夜必ず 凩吹くなり
令和元年十一月六日
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顔洗ふ水の冷たさ 身に沁みて 年の残りを数へ初むらむ
令和元年十一月四日
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霜葉の 風に吹かれて集ふがに 剣崎沖に群るる釣り船
令和元年十月三十一日
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