恣翁さん
のうた一覧
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傾ける月ぞ残れる 縁側の雨戸を開けし 風なき空に
令和七年十一月六日
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落葉は 反りぬるままに飄々と 風に行く手を任せたるらし
令和七年十一月一日
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一面に懸かる海霧 柔らかく変へつ 岬の木立ちの色を
令和七年十月二十五日
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霜降の空し高くて 目の内に 羅に似し雲の影だに飛ばず
令和七年十月二十三日
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戌の刻 遠くに汽車の音のして 柱に凭れ 見る居待月
令和七年十月八日
8
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箱庭の池に似たれや 秋の日の 濁れる水面の上に落ちにし
令和七年十月七日
9
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夜の更けて 椽に連なる裏庭に 隈なく落つる月の霜かな
令和七年十月五日
10
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烟りたる朝雨の 街を濡らし染む 秋好みなる侘びしき色に
令和七年十月四日
9
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透き通る空気は乾き 残暑去る庭の影こそ 夏ゆ伸びけれ
令和七年九月二十日
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水の上に移る視線や 見つくらむ サンタモニカの静けき秋を
令和七年九月十九日
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前詠の異国の情景(其の二十九)...
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禿げ山の 砂塵に烟る黒き陽を 吹き落さむと 野分き荒べり
令和七年九月六日
7
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ふるるもの 晴るる空へと伸ばす手や 沢瀉の葉の招くがごとき
令和七年八月二十八日
7
灰色猫さんにお送りした付け句を...
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降り注ぐ うるさきまでの蝉の声 止みぬる空に秋気を覚ゆ
令和七年八月二十八日
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細長く 陽の煌めきに包まれて 横たふ海は光の帯か
令和七年八月十四日
9
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段々に光の失せて 沈みゆく街こそ 蒼き色湛へけれ
令和七年七月三十一日
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縁先の青桐の上に覗きたる 色失ひし 薄き月かな
令和七年七月二十二日
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昇る陽に 止みぬる夜雨の湿気こそ 波動となりて 茫と伝はれ
令和七年七月二十日
7
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上がりぬる夜来の雷雨 我が部屋に 暑さと蝉の鳴きごゑ戻す
令和七年七月十五日
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雨を巻く風の 青田に吹き付けて 靡く端から色を変へゆく
令和七年七月八日
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目の覚むる緑の底に 五月雨の 茶渋のごとき澱を兆せり
令和七年六月十五日
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