トーヤさん
のうた一覧
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信号の生み出す影にすっぽりと覆われて待つ自転車と吾
平成二十二年七月一日
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もしこれが一つの証となるのなら後ろを向いて深くお礼を
平成二十二年七月八日
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持っていた翼は雨にうたれたの二本の脚はすごく不確か
平成二十二年七月十五日
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遭わないとわずかなことも見えやしない雨の残した傷跡の意味
平成二十二年七月十六日
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右肩にいたはずの僕消え去った景色も音もひとつ残らず
平成二十二年七月二十一日
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行く道が遠回りでもこの地図はたどり着けると言い聞かせつつ
平成二十二年八月二日
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思い出せ
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真実と罪と罰とを消さぬよう命の重さ語り繋いで
平成二十二年八月六日
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見せ付ける肌より惹かれてしまうもの見られたくない心の距離に
平成二十二年八月八日
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何層も積みあがっていく雲の群れ見えない生命ここにもあるよ
平成二十二年八月八日
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住む人もこの町もまた生きていて未来を継げぬ語り部達は
平成二十二年八月二十二日
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一杯のカフェオレが朝連れてくる早く夢から覚めなさいよと
平成二十二年九月六日
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秋風を呼んできたんだいつまでも過ぎない夏が騒がしくって
平成二十二年九月八日
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秋なのに夏日になった今日だから右手にラムネ左手に夢
平成二十二年十月十一日
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幾分か優しくなった太陽を身体で受けて今朝も走るよ
平成二十二年十月十二日
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どこまでも広がっていく空なのにここでは違う空が見えてる
平成二十二年十一月三日
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冬の陽を身体全体浴びながら輝いて散る銀杏並木
平成二十二年十一月二十四日
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神様もたぶん答えは知らなくて「幸せになって良いのでしょうか?」
平成二十二年十一月二十九日
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感情に名前が付かず巡ってく頭の先から足の先まで
平成二十二年十二月五日
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星の海思いを馳せる歌たちに冬の夜空は呼ばれたのかな
平成二十二年十二月十九日
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実はカテゴリ音楽。iPhoneか...
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お互いに見えないだろう青空を渡る飛行機見上げた私
平成二十三年一月二十三日
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