日央さん
のうた一覧
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霞夜の空に浮かびし金輝月徳利片手に花と比べむ
平成二十二年四月二十七日
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月に花に酒とくれば、後は歌だけで...
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夏風の木々を渡るを聴きながら遥か遠くの汽笛を聞けり
平成二十二年五月十九日
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焼けた子の渇きを除きたるために野の子に配るアイスキャンデー
平成二十二年五月二十八日
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立原えりかさんの「アイスキャンデ...
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ぼこぼこの土の上を跳びはねるゴムのボールを追い駆ける日々
平成二十二年五月二十八日
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夏と言うと、部活のは最後の大会と...
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西を向き十を数えて上見れば朗々たらむ暮れの月かな
平成二十二年六月八日
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二十六夜月は逆三日月で、夜更けに...
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影共に居りつる薄き闇の中明かりを消せば 我唯一人
平成二十二年六月十九日
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以前に作りかけだと言った歌の改訂...
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夏夜空 火の花が咲くその一瞬を君と見たくて浴衣を選ぶ
平成二十二年六月二十一日
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幼子の土踏む跣足ちょこちょことその感触を忘るるなかれ
平成二十二年六月二十七日
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小さい頃は素足で歩き回るなんて当...
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蚊遣火を焚きてくるくる残りたる灰を楽しと思ふ幼さ
平成二十二年六月二十九日
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水音に添えて聞ける空の華 ドンドンバーン パララ パチパチ
平成二十二年七月二十八日
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花火大会を川辺で見物しました。 ...
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肌に満つ潮を愛しと思へれど乞へば乞ふほど恋になるまじ
平成二十二年八月三十一日
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では何になるのでしょうか…。
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瞬きて乞ふ心こそ恋なりと 答える人の肌の熱さよ
平成二十二年八月三十一日
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乞い乞いて恋になるのではと問えば...
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茜雲流れ流れて行き着くは藍夜の広ぐ愛し両腕
平成二十二年九月四日
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ねぇ、いつか言われてみたい君からの言葉 「何?」とは聞かないでいて
平成二十二年九月十二日
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ある意味、逆プロポーズじゃないで...
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糸瓜のだらりと下がる坂の上雲を目掛けて子規が飛び立つ
平成二十二年九月二十一日
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秋の夜は漫ろ歩きと漫ろ言 漫ろ歌に心閑々
平成二十二年九月二十一日
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雨音の激しかるを聴きながら歌の種にと思ふ夜かな
平成二十二年九月二十八日
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雨で歌をと思っているのに、出来る...
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寝目に見し人の耀き煌やかに感ず時こそ恋は美し
平成二十二年九月二十八日
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ひだるさを言へず「ひ文字」と言ふ人の言の葉懷し なれど習へず
平成二十二年九月二十八日
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女房言葉は難しいです。 ひもじ...
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茜なる 吾の頬触れて 愛問へば 明日を思へる 秋の夕暮れ
平成二十二年十月十七日
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