日央さん
のうた一覧
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降り注ぐ雨音すらも子守唄しとしと、しと、と吾を寝かしつけ
平成二十二年五月十一日
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雨音を聴いていると、だんだんと眠...
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五月雨 髪に含んで人待てば 滴落ちたる我に「ごめん」と
平成二十二年五月十八日
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霤が叩く石音耳遠く いざ誘われむ 深き眠りに
平成二十二年五月十八日
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雨垂れのあの規則正しい水音が耳に...
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村雨の激しかるを知りながら露を纏いて何処に飛ばむや
平成二十二年五月二十五日
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村雨の君とあったので、村雨の激し...
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暑き日はささやかなれど風戀し 故に呼びたる風待月と
平成二十二年五月三十一日
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6月になると、急に蒸し暑い日が増...
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紫の萼集まりてうつくしき花と見えしし人も同じか
平成二十二年六月十六日
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個も良いけれど、集も良いものです
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木の陰に休みし我を撫でてゆく優しき微風の声に夏来ぬ
平成二十二年七月二日
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橘の匂ひほのかに香りたる君の項の眩しき白さ
平成二十二年七月二日
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ということを言ってた人がいました...
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梶の葉に願いつづりて祈りたり 「愛しき君の姿見たし」、と
平成二十二年七月二日
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走り行く子らのかけ声高々に熱き夏の始まりを知る
平成二十二年七月十八日
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夏休みの熱い中にある熱い練習を乗...
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自分ではない誰かから力借りひょいと飛び越え前に進まん
平成二十二年七月十九日
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どうしたら良いのか分からない時、...
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恋すてふ心は未だあどけなし 想ひ隠せず視線逸らして
平成二十二年八月三十一日
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ふ、とした瞬間に視線が合ってしま...
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残暑たる中に響ける蝉の声 鳴き止む瞬間が命消ゆ時
平成二十二年九月三日
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残り陽の紅き様を眺めつつ背後に迫る夜を感じる
平成二十二年九月四日
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蝶去りて 留む蜻蛉の増えゆくは秋の深まる気配なりけり
平成二十二年九月二十一日
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九月二十日は汀女忌ですね。
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窓の外広がりゆくは幻想の星の旅路を流れ流れて
平成二十二年九月二十一日
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九月二十一日は宮沢賢治の忌日です...
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雨粒のトタンにあたるその音を子守唄にし秋夜は耽り
平成二十二年九月二十七日
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夏の間に 肌にし熱の薄れゆく寂しさ耐えず探す温もり
平成二十二年十月一日
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夏という季節は暑く、ガンガンに肌...
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君の手を傷つけまいと切りし爪 たまには伸ばしてみようと思う
平成二十二年十一月十九日
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いつもよりくもりなき夜の月なれば見る人さへにいりがたきかな
平成二十二年十二月五日
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明日は新月でしたか。
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