ビビさん
のうた一覧
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帯締めて紅い鼻緒で歩いてく 伸ばすうなじを照らす提灯
平成二十五年八月二十三日
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さあ今日はハロウィンだからカボチャ食べ柚子湯に浸かり暖まろ・・・アレ?
平成二十五年十月三十一日
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たまにはバカバカしいのを詠みたく...
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何回も心で呼んだその名前ここでは「君」とうたうしかない
平成二十一年十二月二十三日
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「夢」「希望」「仲間」を語るその口に飲み干されていく酒の名「魔王」
平成二十五年五月十日
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母とよく似た顔をした私に合うネックレスだからこの日に贈る
平成二十五年五月十二日
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この町を見下ろしている三白眼 睨みかえすと 笑う三日月
平成二十五年五月十五日
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三日月って眼にも口にも見える気が...
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人魚姫 こないだ酸素買い占めて 王子と式を挙げてた 沖で
平成二十五年五月二十八日
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前足が片一方無い野良猫が遠目に見てる高速道路
平成二十五年七月三十一日
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その腕や核心にまだ触れられず横たわるのを月に見られる
平成二十五年八月十八日
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ぼんぼりが照らす水面に揺れる影 中島川を眺めるふたり
平成二十五年八月二十五日
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朝日さす窓の向こうで泣いているあの子に届く歌を、今すぐ!
平成二十五年九月二十九日
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重力圏を突破せよ 探査機旅立つ空の下 僕は退職願い出る
平成二十二年五月二十一日
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触れもせず あなたがほめてくれた髪 乳房が隠れるまで伸ばそう
平成二十三年一月十八日
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君の手の冷たさ僕が奪うからこっちを向いて笑ってほしい
平成二十四年二月二十九日
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もう何も考えるな と 朝日射す 眼鏡を超えて溶かす輪郭
平成二十五年四月十九日
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ひとすじの汗がこぼれていく 喉に 私が君に雨乞いをした
平成二十五年四月二十日
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ガチャピンの中身ズルリと引き抜いて 俺の代わりにやれよ、プレゼン
平成二十五年四月二十五日
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君の手の微熱 包んだ指先の冷たさ融かし にじむ満月
平成二十五年五月十一日
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それだけをただ知りたくて この広い宇宙で拾う 三十一文字を
平成二十五年五月十八日
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満ちる月 泣く子等しく ほの照らす 光与えて また欠けていく
平成二十五年五月二十五日
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