新田瑛さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- つま先で立つ人間の集団に追いかけられてややつま先立ち 平成二十二年十二月十日 2 連作『平面世界』より もっと見る
- 結論は見えないままに今回の目的地として八王子まで 平成二十二年十二月九日 2 連作『平面世界』より もっと見る
- うわさでは知っていました みずうみのなかで祈りは渦になること 平成二十二年十二月九日 4 連作『平面世界』より もっと見る
- 反乱を是とするならばそうだねえ僕のところへおよめにおいで 平成二十二年十二月八日 1 連作『平面世界』より もっと見る
- 滑らかで硬い二枚の平面は離れぬように強く吸い合う 平成二十二年十二月八日 3 連作『平面世界』より もっと見る
- 最近は視力が弱ってきたようで夢の続きが見えなくなった 平成二十二年十二月七日 8 連作『平面世界』より もっと見る
- 現実が夢を攫ってゆくときの苦しくなさを我慢できない 平成二十二年十二月七日 3 連作『平面世界』より もっと見る
- とりたてて交わす言葉の要らなさを噛み締め合って過ごす休日 平成二十二年十二月六日 3 連作『平面世界』より もっと見る
- 炭酸にメロン果汁を搾っても美味しくないよね、それと同じ 平成二十二年十二月六日 1 連作『平面世界』より もっと見る
- 声色はいつもと変わらないけれどどこ吹く風がさりげなく春 平成二十二年十二月五日 5 連作『平面世界』より もっと見る
- いつまでも飛び立つことを許されず天井裏に一面の星 平成二十二年十二月五日 3 連作『平面世界』より もっと見る
- 眼差しに気付いてくれよ 奇数月の第二火曜日だけでいいから 平成二十二年十二月四日 2 連作『平面世界』より もっと見る
- 顔も名も居場所もわからない君のせめて密度を夢想している 平成二十二年十二月四日 1 連作『平面世界』より もっと見る
- 転勤の挨拶状に見せかけていますが実はラブレターです 平成二十二年十二月三日 4 連作『平面世界』より もっと見る
- 有限の果ては素数の不確かさまた確かさに守られており 平成二十二年十二月三日 3 連作『平面世界』より もっと見る
- 人眠る夜テーブルに残されたグラスの底で輝くミルク 平成二十二年十二月二日 1 連作『平面世界』より もっと見る
- 森に逃げ込んでもすぐにわかりますオカリナの音を訪ねてゆけば 平成二十二年十二月二日 3 連作『平面世界』より もっと見る
- 二メートル向こうに君の世界があるらしいが眩しすぎて見えない 平成二十二年十二月一日 4 連作『平面世界』より もっと見る
- 平行でない直線と直線は交わるようになっている世界 平成二十二年十二月一日 1 連作『平面世界』より もっと見る
- 雨粒がいよいよ強く打ちつけて僕の悲鳴は聞こえなくなる 平成二十二年十一月二十三日 6 ニッポン全国短歌日和投稿作品より もっと見る
