新田瑛さん
のうた一覧
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退屈な町へ帰ろう飲み止しの缶コーヒーと地図を投げ捨て
平成二十二年五月十六日
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新天地を目指して僕は歩きゆく 君は自転車だから追いつけない
平成二十二年五月十五日
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新しい旅の開始を強いられる日にこんなにも晴れてくれるな
平成二十二年一月十九日
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停車場に涙を零す少女にもほろほろ積る雪があります
平成二十二年一月十日
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失敗を怖れる人は幸運を掴めないので幸福である
平成二十二年一月十日
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知ってるさ こんなに青い空だって明日の僕を覚えちゃいない
平成二十二年一月八日
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才能への嫉妬をもって努力することに代えさせて頂きます
平成二十二年一月八日
3
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人間に思えない名を持つ人は人間じゃないのか その辺どうなのか
平成二十二年一月七日
1
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少しだけわたしのほうが時間より早く進んでしまったんです
平成二十二年一月四日
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端的に述べるとすればどうでしょう傍線部(ウ)に秘めた思いは
平成二十一年十二月二十六日
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あの頃の僕は淀んだ詩のように確かさの無い屍だった
平成二十一年十二月二十三日
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花束が素敵に見える時がある それは悲しむべきことである
平成二十一年十二月二十三日
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チョコレートの溶けゆきぎわを見たときにもう子供には返れなかった
平成二十一年十二月二十三日
1
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悲しみはこころの底にしみこんで次の扉を押し上げてくる
平成二十一年十二月二十一日
2
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面白い人なのでなく面白いことを言うただそれだけの人
平成二十一年十二月二十一日
2
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止まってもいいのでしょうか 靴紐やこころのひもがほどけたときに
平成二十一年十二月十九日
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夜は夜で、悲しみほどの大きさのきれいな花が咲いたりします
平成二十一年十二月十九日
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人生と同じように言葉にも意味がなければもっといいのに
平成二十一年十二月十九日
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十八の春を迎えて君はいま万能ネギのように万能
平成二十一年十二月十九日
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冷静にふるまっているがプライドを傷つけられて泣きそうである
平成二十一年十二月十六日
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