ことりさん
のうた一覧
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いずれは風になるのだろうか藤色の夜明けの空を飛ぶ鳥たちも
平成二十一年十二月十二日
7
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追憶はいちまいの素描もうなにか遅すぎる日の珈琲カップ
平成二十一年十二月十二日
7
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不安という落ち葉のごときを掃き寄せて積み上げいたり冬のひと日を
平成二十一年十二月十一日
5
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寂寥がゆうさりの森に捉えられほうっとひとつため息をつく
平成二十一年十二月十一日
3
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ロードミラーの奥に続ける空の距離だれも乗らない自転車がゆく
平成二十一年十二月十一日
8
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きりきりと真昼の晴天碧瑠璃の奈落の底を見てしまいたり
平成二十一年十二月十一日
4
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大空が倒れかかっているようで無言の窓が薄目を開く
平成二十一年十二月十一日
6
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珈琲ゼリーの闇の片側崩しゆく少しうつむき少しほほ笑み
平成二十一年十二月八日
6
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一片のブルーチーズのほろ苦さ身に添う不幸のひとつもなくて
平成二十一年十二月八日
8
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生き残るうしろめたさに揺れていん廃屋の庭にカラスウリ赤く
平成二十一年十二月八日
8
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いま君の指が触れたあたりから蜜のようなる物語はじまる
平成二十一年十二月八日
5
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一欠片のガトーショコラの儚さをわずか畏るる銀のフォークに
平成二十一年十二月八日
6
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親よりも恋人よりも大事なり頭を垂りて見入るケータイの神様を
平成二十一年十二月七日
2
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それぞれに濡れとおりながらすれ違う雑踏のなかに冬の澪曳く
平成二十一年十二月五日
10
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からっぽの鳥籠の向こうでこまぎれのひなたひかげがしんと冷たし
平成二十一年十二月五日
7
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ミント水すずろかにゆれて冬の日のあなたにすこし疎まれている
平成二十一年十二月四日
7
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砂色の月の夜なりぶらんこのくさりしずかにうなだれている
平成二十一年十二月四日
11
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だれもしらないところに降る雪を静かに見ていた冬のはじまり
平成二十一年十二月二日
10
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昏れてゆく空を見上げた 人はみなふかくさびしい場所に佇む
平成二十一年十二月一日
15
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抱くことなかりし吾子の重みかと月の光をてのひらに受く
平成二十一年十一月三十日
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