ことりさん
のうた一覧
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片耳のすこし欠けたる石仏のてのひらのうへに降る酸性雨
平成二十四年一月十九日
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とつぷりと胸まで日暮れて待つてゐた二度と戻らぬ白い鸚哥を
平成二十四年一月十九日
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殻うすき冬の卵を割るときのこころ澄みをり夕凪のごと
令和四年一月十四日
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いま君の指が触れたあたりから蜜のようなる物語はじまる
平成二十一年十二月八日
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不安という落ち葉のごときを掃き寄せて積み上げいたり冬のひと日を
平成二十一年十二月十一日
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引っ掻いた虹の欠片が落ちてくる背中のファスナー下ろさるるとき
平成二十一年十二月十六日
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地に沁みてゆくみづのありオリーブの銀の葉裏を舐める霧雨
平成二十四年一月十九日
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黄砂降る孤独な日なり生まれくる以前のわれの心にも似て
平成二十五年十一月七日
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きりきりと真昼の晴天碧瑠璃の奈落の底を見てしまいたり
平成二十一年十二月十一日
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セピア色の果実酒をそそぐゆうまぐれわれらの罪のふと切なけれ
平成二十一年十二月十四日
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まつげ長き少女の横顔翳りゆく祈りを知らぬ聖夜の街角
平成二十一年十二月十四日
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くづほるるやうに夕闇迫りくる走つてきたる人の背に
平成二十一年十二月十七日
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桜花ちるちるちると震へつつ日かげ日なたと流れゆくなり
平成二十六年六月十四日
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この椅子は水渚のようで母のみがぐらりぐらりと夕陽に濡れる
平成二十七年二月二十日
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雨の中ふたりそれぞれ傘をさしさびしい魚のやうに歩いた
令和四年一月十四日
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寂寥がゆうさりの森に捉えられほうっとひとつため息をつく
平成二十一年十二月十一日
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曇り空もりあがりつつ雨よりもさびしき紺のゆうぐれがある
平成二十一年十二月十六日
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銀色の弦ですいきなりざんざんと降り出す雨に弾かれる夏
平成二十五年十一月七日
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夏さえもすでに過ぎ去った
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親よりも恋人よりも大事なり頭を垂りて見入るケータイの神様を
平成二十一年十二月七日
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やはき雨降れば静かに濡れてゆくこの人界にまた時は過ぎ
平成二十五年十一月六日
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