山桃さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 竹林に雀の遊ぶお伽の世漏れる夕日の金の燦めき 平成二十二年二月五日 3 もっと見る
- 古の砦の山の奧処より雉子の鳴きて春を告げたり 平成二十二年二月五日 7 すぐ後ろの山が戦国時代の砦で、昨... もっと見る
- 野鼠の冬越しならむはつかなる物音聞きて寝ずに見はるも 平成二十二年二月五日 3 小さなネズミです。近くでカヤネズ... もっと見る
- 地を湿すのみに降りける細雪山並み遙かで牙むくと聞く 平成二十二年二月五日 5 もっと見る
- 寒き夜の噴水ひとり雪解けの音吐きながらいつも嘘吐き 平成二十二年二月四日 4 もっと見る
- 黒土にうぶ毛立ちたる浅みどり厚き心の色とわが見む 平成二十二年二月四日 5 もっと見る
- 戻り雪ためらひながら散り来るは誰がさしかけし傘ならむ 平成二十二年二月四日 4 もっと見る
- 時籠めて盆栽の梅花咲けば苦しきのみの匂ひかぐはし 平成二十二年二月四日 6 もっと見る
- 春立ちて山の落ち葉も浸み黒みそろそろ眠ろか泥と相談 平成二十二年二月四日 3 もっと見る
- 大空の宙ぶらりんですれ違う二羽のとんびの横目の交差 平成二十二年二月三日 2 もっと見る
- 雪雲の滑り落ちゆく青き空夕影紅き飛行機の映ゆ 平成二十二年二月三日 7 もっと見る
- 黄の香る春の花咲く帯をせむ背も寒き節分の夜は 平成二十二年二月三日 6 タンポポ、菜の花、レンギョウと春... もっと見る
- 枯れ野ゆく心も染めて君が香はわが恋ふふみやがて萌ゆらむ 平成二十二年二月三日 5 もっと見る
- 目覚むれば朝の光の香も甘く恋の秘密の糸口を手に 平成二十二年二月三日 4 わたしも謎の糸口がみつかりました... もっと見る
- 凍みとほりしづめる夜道を駆けぬける車は淋し消ゆがに過ぎぬ 平成二十二年二月二日 6 もっと見る
- 枯れ尾花綿毛を風にさらわれていよいよ寒し着更着の月 平成二十二年二月二日 8 もっと見る
- 水底に鯉は動かず長靴のわが立ち泳ぎ湿度九十を 平成二十二年二月二日 2 もっと見る
- フェロモンを嗅ぎ取る鋤鼻噐失ひてことばでさぐる梅は咲ゐたか 平成二十二年二月二日 7 鋤鼻器（ヤコブソン器官とも）はヒ... もっと見る
- 混沌の暗きに置くや梅の鉢香に力あれ花に従ふ 平成二十二年二月二日 9 もっと見る
- 枯れ残るこの草あの草見覚えの夏のやんちゃを鼻先に下げ 平成二十二年二月一日 4 もっと見る
