山桃さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 春草に命かかりて山羊の吻枯れ野をたたみ込むごと動く 平成二十二年二月九日 3 もっと見る
- 忘られぬ童女の衣の花の柄形見に求む青き錦紗を 平成二十二年二月九日 8 父母も今はなく、私以外には、幼く... もっと見る
- 美容師は囀りながら跳ねながらショートカットの鳥毛立たせぬ 平成二十二年二月九日 5 もっと見る
- 雨の日は鳥も飛ぶまじ毛づくろひ行かむと我は美容院めざす 平成二十二年二月九日 3 隔週で火曜日やっている美容院があ... もっと見る
- 柵立つと空ゆく羊を呼ばへども雲の身の上飛び超えて去ぬ 平成二十二年二月九日 6 もっと見る
- 如月と思へばうれし冷たさも春待つ心は門口に立つ 平成二十二年二月八日 8 もっと見る
- 白鷺に麗しき名のあり雪客と青鷺灰色赤鷺人誑し 平成二十二年二月八日 6 青鷺はほとんど灰色をした鷺ですが... もっと見る
- 青鷺に鯉をとられて油断なき春は来にけり花よりもなほ 平成二十二年二月八日 5 白鷺に続いて来た意地汚い青鷺がと... もっと見る
- 春近し水の温むや白鷺の鯉を慕ひて覗く池の辺 平成二十二年二月八日 9 リアルタイムで青鷺と思いましたが... もっと見る
- 新たなる電動工具手に入れば春の準備の仕事も増えて 平成二十二年二月八日 3 ついに自分専用のインパクトドライ... もっと見る
- デパートも映画もなくて空ばかりやたらに大きく人は日に焼け 平成二十二年二月七日 6 もっと見る
- 天を戀ひ樹冠を拔けし山櫻見る人もなき虚空で咲けり 平成二十二年二月七日 16 いつのまにか消えてしまった山桜が... もっと見る
- 春を戀ふ心のうちぞ花は咲く散るを見むとて歎かむあはれ 平成二十二年二月七日 10 もっと見る
- 西風の乾いて冷たく葉をうつ朝フリーズドライのコーヒーに湯を 平成二十二年二月七日 4 もっと見る
- 西方の沈む光の噴き出しの風のつめたき頬に手を当つ 平成二十二年二月六日 3 もっと見る
- くさぐさへ降りつ晴れつの揺さぶりで起きろねぼすけ天にて候 平成二十二年二月六日 6 もっと見る
- 白光の空に生まれし雪の片舞ひ上がりつつ次第に消えぬ 平成二十二年二月六日 8 もっと見る
- 滲む陽の白きをめぐる風吹けば細しに零るる萠しの雪は 平成二十二年二月六日 9 もっと見る
- 春立つと吾ならぬもの告げしゆゑ何寒からむ花に水あれ 平成二十二年二月六日 6 もっと見る
- 縞猫の月光蒼く過ぎゆきぬつつ闇重き森の木立を 平成二十二年二月五日 4 もっと見る
