山桃さん
のうた一覧
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躑躅花匂へる山の遠語り昔を今に木下心
平成二十二年五月九日
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抱きてむ渇きの宮のシャリマーのほの香雨ふる朧の月を
平成二十二年五月二十五日
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昨夜の雨の香と朧月、香水シャリマ...
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菰かつぎ都の夜鷹去ぬめりと山の夜鷹は去去と鳴く
平成二十二年五月二十八日
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高吹ける風の小舟の綱手とる人こそ見えめ夢結ひが浜
平成二十二年六月二十六日
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世の中は常にもがもな渚こぐ海人(...
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夏至の夜は薄紅の朧月露けき原に蛙鳴くなり
平成二十二年六月二十二日
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大瑠璃のそっちいっちゃだめと鳴く声に磁石不装備聴耳頭巾
平成二十二年八月二十日
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鳥の声はまねして覚える、書き取る...
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草野なる臭木も咲かば香料に実は染料で若芽は食料
平成二十二年九月一日
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クサギは切ると臭いし、やたら生え...
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回天草こころ詠むうた転がればことば切っ先地平をひらく
平成二十二年九月三日
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回転草は西部劇でおなじみの転がる...
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鳥は行け遠山なみのつらつらに雲はなだれて落暉はてなし
平成二十二年九月四日
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後朝は朝風ばかりや残るらん村雨聞きし昨夜の夢のあと
平成二十二年九月六日
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本当は自然(昨夜の一時的な雨)を...
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遠かすみゆける背の花の色ゆめにもさむなゆきあひの空
平成二十二年九月九日
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前に投稿した歌が弱すぎるので改作...
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男道ぺんぺん草さえ残らないああスティーブン・セガールは行く
平成二十二年九月十七日
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題詠はむずかしいが、おもしろいで...
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うき雲も眺めはるかに秋の果て枯るともゆかし野辺の道草
平成二十二年十一月二十七日
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風評のわざわい起こす加害者になりたくはなしほうれん草買う
平成二十三年三月二十三日
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あさつゆのいのちをかるとおもへばか身にからまるるうらみくずのは
平成二十三年八月十七日
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いやあ!! すごいことになってま...
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きみとゆくその朝ぼらけ昇る日の目尻に刷ける紅の雲
平成二十三年九月八日
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川太る野分のあとは寄る辺なくあがりさがりの白鷺の群れ
平成二十三年九月二十三日
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神の手の青き木の実を摘みしとき楽園とほく思ひ出づるかも
平成二十三年九月二十五日
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風よんでながるる蜘蛛の糸すじのうねりの見えて朝うたにあふ
平成二十三年九月二十九日
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老ひ桜咲ける秋かも星月夜鎌倉ひらく紅蓮衣笠
平成二十三年十月十七日
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衣笠城合戦、治承4年8月26日(...
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