山桃さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 夕暮れは色を奪いて失せにけり野に忘れ来し緑の帽子 平成二十二年三月十六日 14 もっと見る
- 用水の薮の一部の刈り残し空から見えぬ小鳥の水場 平成二十二年三月十五日 4 もっと見る
- いつしかと萌しの風の香は満ちてあるかなきかの月にたゆたふ 平成二十二年三月十四日 6 もっと見る
- そのかみの髻華に挿すとふ樫の枝紅き挿頭の新芽愛しも 平成二十二年三月十四日 4 もっと見る
- 見はるかすめぐる緑も春霞淡に染めたる薄墨の山 平成二十二年三月十三日 5 もっと見る
- 霞みつつ音は立ちけり鶯の朧めく山に跡のはかなき 平成二十二年三月十三日 6 もっと見る
- るりるりと初見の鳥の鳴く声をまねびさへずり帰る夕道 平成二十二年三月十二日 9 もっと見る
- 人の手の遅速を見せてさまざまに濃淡なせる田ごとの緑 平成二十二年三月十二日 8 もっと見る
- 黒みたる土染めながら渡り行く光の中に歌は見え隠れ 平成二十二年三月十二日 6 もっと見る
- はるかより冬越え来たる常磐木の山襞うごき朝日影さす 平成二十二年三月十二日 9 もっと見る
- 昨日よりわずかに右に入りにける回る日輪おぼろ春山 平成二十二年三月十一日 6 もっと見る
- 冬ごろも脱ぎてはかなき春の芽を押しだし昇る大地の心 平成二十二年三月十一日 6 もっと見る
- 春氷雨さびしきおだまきくりかへし冬は昔の霜枯れの音 平成二十二年三月十日 6 もっと見る
- 雲りおけ滲み仄かに青紅黄まだらの空や濃緑の山 平成二十二年三月九日 4 もっと見る
- 夕影のさして紅山あかり覚えぬ秋を如何に鶯 平成二十二年三月九日 5 もっと見る
- 雨あがり戸口に山羊はたたづめり草や濡るらむ泥や跳ぬらむ 平成二十二年三月八日 5 初期投稿の文法間違いを訂正しまし... もっと見る
- 紅を刷き淺みどり透く蜉蝣の羽のごとくに萌え出る芽よ 平成二十二年三月八日 9 もっと見る
- 麓より霧立ち上がり雲となる小さき山に足懸けて 平成二十二年三月七日 4 もっと見る
- 夕焼けが紅くれるたびほつほつと現にもやふ花の淡影 平成二十二年三月七日 7 もっと見る
- 春来しと誰や告げらむ花の香のあらぬ方辺に面影のみ立つ 平成二十二年三月七日 7 もっと見る
