山桃さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- ボート漕ぐ人つと立ちてよろめきぬ水手射る源氏壇ノ浦合戦 平成二十二年二月十六日 3 壇ノ浦合戦で源義経がとった戦略の... もっと見る
- 光子の叩きて動く腕時計日だまりに寝て吾のごとしも 平成二十二年二月十三日 4 もっと見る
- 一門の繁栄祈る煌らかな平家納経遺して平氏沈めり 平成二十二年二月十日 4 厳島神社で平家納経を見ました。繁... もっと見る
- デパートも映画もなくて空ばかりやたらに大きく人は日に焼け 平成二十二年二月七日 6 もっと見る
- 身の内に一弦琴のあるやもしれぬ影音に弾かれぬる発熱の頃 平成二十二年一月三十日 9 もっと見る
- 夕闇にたくさんの人が飛んでいく夜間飛行機の蛍火の中で 平成二十二年一月二十九日 4 まだこんなことを感じるのは前世紀... もっと見る
- 雨つぶのぽつりとお知らせ時は今刹那の深淵わたしが変わる 平成二十二年一月二十五日 7 もっと見る
- 起き抜けにつかむ言葉の白きかなひたすら薄くひたすら透けて 平成二十二年一月二十二日 7 もっと見る
- 冬の風呂めまい楽しき血圧の乱高下して命がけなり 平成二十二年一月二十二日 6 もっと見る
- 台所に青春一番湯気たってグリンピースのご飯炊き上ぐ 平成二十二年一月二十日 5 もっと見る
- 黒き猫石垣よぢて風鳴れば心ひとかけ三日月に懸け 平成二十二年一月二十日 3 もっと見る
- 深更に秘めたる訪ひ黒き猫こころ呼ばいてあくがれいづる 平成二十二年一月十九日 1 もっと見る
- 心なき身にも誰そ彼れ寂しかり人は見えずに己が見える 平成二十二年一月十八日 3 もっと見る
- フリースの闊歩の寒中純毛の手編みのセーター古り古り温し 平成二十二年一月十六日 3 もっと見る
- 存在の軽きを風に吹かれては重力のみは吾を裏切らず 平成二十二年一月十六日 6 もっと見る
- 飢えに知る食の尊さ 雪中花 闇の灯火 不幸に幸あり 平成二十二年一月十二日 2 もっと見る
- 箏の音に梅咲き散るやまぼろしの果てなむ闇を吾は見透く 平成二十二年一月九日 6 もっと見る
- 母死ぬる夕べの雲の赤黒を焼き付け眼もかすむこの頃 平成二十二年一月七日 4 もっと見る
- しがらみや滋賀の大津は遠かれど近くで尾をひく信楽狸 平成二十二年一月七日 2 もっと見る
- どこまでが我が身なるかと皮一枚その外に曳く間を思ふ 平成二十二年一月六日 5 もっと見る
