山桃さん
のうた一覧
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舟遊び揺れて消えてゆく乗り合いの人みなゆかし今生の川
平成二十四年三月二十三日
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君ならで誰か招くべき花の袖遠山鳥の恋ひつつぞふる
平成二十四年一月二十七日
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遠山鳥⇒山鳥は雌雄が山を隔てて寝...
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結ひ上げて正月小袖の姉さまの春やむかしのしづのをだまき
平成二十四年一月四日
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しらかはの恋はみちのくこふれどもとほき海鳴りいかにかもせん
平成二十三年十月二十八日
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自作都々逸 ”こひはみちのく こ...
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人訪ふに空より夢へ入りぬべし夜闇一閃遠き稲妻
平成二十三年十月二十八日
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あふのけにゆめの井落ちて見上ぐればうつつすべなき蒼き静もり
平成二十三年十月二十四日
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闇夜には雪洞灯すお伴あり前行く夢に後の思ひ出
平成二十三年十月十八日
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花かざしひらひら笑まふ葛の葉の裏を知りせばあらあらかしこ
平成二十三年十月十七日
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花野には浮かるる月の明日知らずただ過ぎ去りし夢のみぞ立つ
平成二十三年十月十六日
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君恋へば秋つゆくさの空のいろ風に答へて飛ぶ涙かな
平成二十三年九月十三日
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つきゆかなとほくあゆめる望月に影したはしき穂すすきの波
平成二十三年九月十二日
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われやまたいつか野辺ゆく草ひばり朝の光をことほぎ歌ふ
平成二十三年九月十二日
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きみとゆくその朝ぼらけ昇る日の目尻に刷ける紅の雲
平成二十三年九月八日
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草ひばり夕べの夢を忘れかねうつつ薄れる朝霧の庭
平成二十三年九月七日
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またひとつあきらめたものあり今朝の秋稲穂わたれる涼しき風よ
平成二十三年九月六日
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青山をなほもかくすか春霞ふた行くわれに亡郷のうた
平成二十三年五月六日
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わが恋ふるいのち死なめや陸奥のやまとごころはををしくあれば
平成二十三年五月五日
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明治天皇御製 『敷島の大和心のを...
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またも繰る年の瀬渡しの破れ舟におしあいへしあいわが笑う鬼
平成二十二年十二月二十一日
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夢見つつ暗き水甕もちゆけと山中智惠子の茜さす指
平成二十二年十二月二十日
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くいついたものの、くいでがありす...
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すすき花ほの色もなき仲秋にあつさかたしく夏の残り香
平成二十二年九月二十二日
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