粕春大君さん
のうた一覧
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秋の雨の草のいほりの軒を濡らす雫に隠る虹の色かも
平成二十二年十一月二十二日
17
光の加減で。
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ならひ吹く爪木の崎に白雪と見まがふまでの山人の花
平成二十二年十一月十七日
19
山人の花=水仙
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弓張りの月いる山の風をいたみこほれる土に秋は暮るらむ
平成二十二年十一月十二日
19
朝・晩の冷え込みが本格的に。
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白露に色もかはらぬ玉椿八千代の秋のはじめなりけり
平成二十二年十一月七日
19
セキセイインコに椿の葉を与えると...
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神さびていはほに掛かる蔦の葉は照る日に染みてもみぢすらしも
平成二十二年十一月二日
20
おもむろに装う秋。
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雁がねに託すたまづさ雲居より翔り来たれる秋ぞまされる
平成二十二年十月二十九日
6
秋に一票!
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寒き夜の軒うつ雨に常葉なる松もそぼちて秋を知るらむ
平成二十二年十月二十八日
19
えらく寒くなりました… 冬の到...
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秋の田のかりねに白き初霜のふりてし夜ぞふけにけるかも
平成二十二年十月二十二日
22
老いらくの恋。
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古里の露にうれへるきりぎりす夜風を寒みつづる言の葉
平成二十二年十月十六日
20
促織=コオロギ。 促織甚微...
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神な月さればとやせむ海つ神をまねけばよする沖つ白波
平成二十二年十月十六日
21
「かんなづき=神の月」説。
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秋の色の至らぬと見ゆ山の辺の道しろたへに野菊咲くらむ
平成二十二年十月十三日
23
紅葉前の白き山道。
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いづちとてうち出でてみれば引き明けの狭霧に隠る天つ雁がね
平成二十二年十月八日
17
朝に雁、という風景。
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風さむみ鎌倉山の鐘の音もこほれる月に冴えわたるなり
平成二十二年十月三日
21
まだ、氷ができるのは先ですかね。
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露しげき浅茅が宿の垂れ籠むはつゆ訪ふ人なしと思へば
平成二十二年九月二十八日
21
寒いし。
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秋さればわが世とや見し鳴神のおとはの滝にかき消さるなり
平成二十二年九月二十四日
22
清水寺にまた行ってみたいです。
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風も無く夏の残れる三五夜の月中天に玲瓏として
平成二十二年九月二十二日
23
まだ残暑が続くとは…。
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つばくらめかへる野中の夕暮れに尾花ゆすらふ秋のすずかぜ
平成二十二年九月二十日
21
また春に逢いましょう。
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これが世を統る奸雄のあやまてる悪しき夢をば違へさせてむ
平成二十二年九月十九日
12
法隆寺の観音菩薩立像(夢違観音像...
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おしなべて正しきことは美しく見れども聞けども飽かぬものなり
平成二十二年九月十九日
27
真・善・美。
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みほとけの猛きまなこは荒御魂わがよこしまを諭されるかも
平成二十二年九月十九日
12
三井記念美術館「奈良の古寺と仏像...
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