詠み人知らずさん
のうた一覧
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思春期の檻から出れぬ吾の貌 生まれついたも吾の因果か
平成二十三年一月十六日
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国道に雪の花の咲く 朝の中 あの子を乗せてバスは発つなり
平成二十三年一月十五日
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美しい言葉を知りて指を折る 歌織り人の夜の灯明
平成二十三年一月十五日
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森の奥 甘き泉を黒犬が 見つけて浸る やがて眠りぬ
平成二十三年一月六日
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冬の庭 芥屋敷の老人を見つめるように紅の山茶花
平成二十二年十二月十一日
2
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鳥居から先に見えるは全て海 安康を喰う関東の果て
平成二十二年二月二十日
4
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鳥居から先に見えるは全て海 安康を喰う茨城の果て
平成二十二年二月十七日
2
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空の下未練はないか振り向けば雨の枯家に紅梅咲けり
平成二十二年二月十七日
7
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わたくしの歌には短歌ならではのマジックが無い 自身のごとく
平成二十二年二月十四日
3
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響き合う言葉の和音われは詠む三十一文字のブルースなれと
平成二十二年二月十三日
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春の夜にフィービ・スノウのブルースを放ちてとかす窓外の闇
平成二十二年二月八日
2
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死にたいとささやくウグイス肩に来て春待ち草を教えてくれる
平成二十二年二月八日
3
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光だけ見つめたすずめ盲となる 夜の闇から逃げ出したあと
平成二十二年二月七日
4
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良く生きるのならば開き直るべき善く生きるなら迷い続けよ
平成二十二年二月六日
4
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アパートの上に青空下に約四十の我が歌を詠むなり
平成二十二年一月十七日
5
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交差点向かいの車で泣いていた青で進むが心が残り
平成二十二年一月十日
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勲章よ反れる議員の胸でなく畑で草つむ老婆に届け
平成二十二年一月十日
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夜半過ぎ悲鳴のような風吹いて間違いと知り布団のぬくさ
平成二十二年一月九日
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緑猫闇の夜半に目が覚める耳鳴り一つ話相手に
平成二十一年十一月三十日
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物狂い買っても買っても満たされず刈っても刈っても自己愛の花
平成二十一年十一月二十九日
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