詠み人知らずさん
のうた一覧
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雨は犬、打ち抜かんとし降りつける。昨日の夕陽、嘘であったと
平成二十三年五月七日
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港町 路地裏の道 行き止まり 石垣の上 菜の花の笑む
平成二十三年五月五日
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あしもとをドロンと舐めて 南風
平成二十三年四月二十六日
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ほこり降る 春の出口を ふさぐよに
平成二十三年四月二十六日
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盛り過ぎおじぎのままの桜草 春夕闇の里の隅では
平成二十三年四月二十二日
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空低し まだ伏し目がち桜咲く 呟き声を童らひろう
平成二十三年四月七日
7
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アネモネの卑しき赤が悲しくて君に教えてあげたいような
平成二十三年三月六日
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水滴となってコップの外側に現れたるが春の神なり
平成二十三年三月三日
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銀雲が流る大空動き出す冬後姿見送れば春
平成二十三年二月十五日
4
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不器用にカーテン揺らす冬の日の陽射しはうたう庭の千草を
平成二十三年二月十一日
7
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フォーリング ダウン トゥ ジ アワアース 月の海から零れた雪よ
平成二十三年一月二十二日
3
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墨雨降る我が家のシュロにとまりたる 鴉が一羽片手を上げる
平成二十三年一月十五日
4
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その深夜 道眠るほど暗き闇 吸い込む夜気の水気泌む肺
平成二十三年一月十五日
4
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夕雲の、狭間を走る稜線の 先にこぼれた 千羽の鴉
平成二十三年一月三日
7
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狂風の去つて花芽の目を覺ます芳春の朝 人も起きたり
平成二十二年二月二十七日
7
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墨雨降る我が家のシュロに停まりたる烏が一羽 烏が一羽
平成二十二年二月十一日
3
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時雨射す都会の川の水紋花往く足速を見送り消ゆる
平成二十二年二月十日
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まだ青いレモンのような月揺れるなにが良いのかわからなくなる
平成二十二年一月十六日
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熊の子は柿の夢見て穴の中どうか銃なぞ出会うでなきを
平成二十二年一月十三日
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沈黙の悲鳴のごとき冬枯木天指す梢我の両腕
平成二十二年一月十三日
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