詠み人知らずさん
のうた一覧
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隙間なきこの世の地図に呆れ果て 西日の部屋に籠もる神呼ぶ
平成二十三年九月二十五日
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レイトショー 邦画の薄い青空は 誰かの記憶 追いかけるよう
平成二十三年九月六日
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張り合って勝ったら勝ったで仕返しを気に掛け肩身すぼむ花道
平成二十三年八月二十六日
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ふうわりと浮かんだバイク覚えてる あの日の事故は炎天下にて
平成二十三年八月二十六日
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小器用は小器用なりの穴に落ち 不器用なりの滋味に気づけり
平成二十三年八月十九日
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耳ざわりよい言葉だけ並べても 虚ろはむしろ深まる夜だ
平成二十三年八月十四日
5
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花壇さえまるで己の心模様 美しい花ばかりは咲かぬ
平成二十三年八月六日
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足元を見つめ呟く言葉には パンクのココロ 詰め込まれてた
平成二十三年七月二十八日
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スタイルを決めた飽くなき仕事師は 今日には今日の 歌高らかに
平成二十三年七月二十八日
3
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現代の言葉で生きる自分には 古ことば 身の丈を越え
平成二十三年七月二十八日
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通ぶって野暮より野暮の通よりも野暮ぶる方が通ではないか
平成二十三年七月二十六日
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文月の酎ハイみっつグデングデン 揺れる街の灯 朧げの月
平成二十三年七月二十六日
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定食屋 子どものような会話する大学生と窓辺の造花
平成二十三年七月二十六日
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後悔をするであろうと真夜中に沈む想いと青きラジオよ
平成二十三年七月十九日
4
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漫然と弾く六弦陽の影で不意に湧き立つ古来の調べ
平成二十三年七月九日
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たまに当てずっぽうに弾いてると、...
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夕方の列車の音の遠きには まだ会わぬ人 暮らす街かな
平成二十三年七月六日
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あきらめて道開かれることもあり良しは悪しなり悪しは良なり
平成二十三年七月六日
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凡夫たれ恥じることなく汗をかけこの世の底で陽を浴び尽くせ
平成二十三年七月六日
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震災も官僚組織エサとする 母子と老らは眠る避難所
平成二十三年六月二十一日
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久方に威勢を挙げる学生のグラスを見かけ頼もしき初夏
平成二十三年六月二十一日
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