光源氏さん
のうた一覧
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誰がために袖うちなびく梅の花髮のみだれを君に問はばや
平成二十二年一月八日
19
本歌 梅の花誰が袖触れし匂ひぞ...
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花は散り眺めの末は濁り江のむなしき色に袂濡れけり
平成二十二年一月八日
7
本歌 花は散りその色となく眺む...
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夜をこめて君がそらねははかなはでよに逢坂の關はゆるさじ
平成二十二年一月八日
6
本歌 夜をこめて鳥の空音ははか...
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あらざらむこの世のほかにせむ夢は今ひとたびの逢ふこともがな
平成二十二年一月八日
5
本歌 あらざらむこの世のほかの...
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そこはかと思ひのつづくさ夜更けてただかりそめの夢を見しかな
平成二十二年一月八日
8
本歌 やすらはで寝なましものを...
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山の端に月の光はさえしとも風のたよりに心すさびし
平成二十二年一月六日
9
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今日もまた涙の露をおきまよふさびしさつのる袖は濡れにし
平成二十二年一月六日
12
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忍び音の涙たたふるほととぎすかかる命に絶え絶えのこゑ
平成二十二年一月六日
8
本歌 忍び音の袂は色に出でにけ...
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物思へば心の闇にまどふ身に何うぐひすは法華と鳴きたるや
平成二十二年一月六日
8
本歌 物思へば心の春もしらぬ身...
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深まりて百知りたれば千を知る無量につづくのりの旅路ぞ
平成二十二年一月五日
7
この歌も、前作と同様に、さる様へ...
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今はただ無常の風にいざなはれつひのすみかで逢へるしあはせ
平成二十二年一月五日
9
さる様の良寛への思いを込めた歌に...
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闇の夜に消えはつる月を惜しむれど我が身の影はうらみわぶるのみ
平成二十二年一月五日
5
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思ひ入りて夢路にまどふ野辺の道かぎりのこゑを立てしあはれに
平成二十二年一月五日
8
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寒き夜の露に草葉はうづもれて涙にくもる野辺の月影
平成二十二年一月五日
10
浅草大将様の叔母君のご逝去にあた...
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夜もすがら契りし人の面影をながむ宿りの月にしのびて
平成二十二年一月四日
10
本歌 見るままに露ぞこぼるる遅...
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こころにもあらで浮き世にながす身のいまひとたびの夜半の月かな
平成二十二年一月四日
8
本歌 こころにもあらで浮き世に...
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なぐさむる言の葉あらば月影の渡らしましやと願ふ露草
平成二十二年一月四日
8
本歌 なぐさむるかただにあらば...
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いづくにぞ身をひとつだに浮舟の老いばみたるはしづかなりけれ
平成二十二年一月四日
6
本歌 いにしへの花見し人はたづ...
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春の夜に春の宮にてながむればさかりの花の色ぞゆかしき
平成二十二年一月四日
8
本歌 秋の夜に秋の宮にて眺むれ...
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いづくより吹きにし風と思ふれど散り残りたる花をめでまし
平成二十二年一月三日
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