光源氏さん
のうた一覧
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月やなほきり渡る夜に殘るらんいづる思ひは山の端を越へ
平成二十二年十二月十九日
10
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河かぜにひとむら柳春見えてうき名をしのぶ夜のうぐひす
平成二十二年十二月十九日
13
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雪ながらやまもとかすむゆふべかな夢の枕にひとり濡れやる
平成二十二年十二月十九日
6
本日の五首は、宗祇や宗長らの有名...
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明け暮れの思ひにてありし玉梓のなほ晴れやらぬ夜半の月かな
平成二十二年十二月十八日
13
『小島のすさび』、其の伍。二条良...
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いとせめて心に茂る八重葎わが身ひとつの秋のなぐさみ
平成二十二年十二月十八日
13
『小島のすさび』、其の四。
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知らざりき山の陰りの契りとは床を並べしふるごとなりや
平成二十二年十二月十八日
7
『小島のすさび』、其の参。
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仮宮の秋の深山のありさまはただをしこめし物のあはれぞ
平成二十二年十二月十八日
7
『小島のすさび」、其の弐。
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有り明けの月まだ深き草の庵遠き旅路を思ふうらぶれ
平成二十二年十二月十八日
9
二条良基の『小島(をじま)のすさ...
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とぶらへど人の歎きはつもりぬる平家の末はおそろしきかな
平成二十二年十二月十七日
7
『俊寛』の後日談として展開されて...
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船よ船これ乗せてゆけつれてゆけひとり渚でわめくかなしさ
平成二十二年十二月十七日
11
能楽『俊寛』の名場面を『平家物語...
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われこそは新島守とのりましし遠き昔の花の宴で
平成二十二年十二月十七日
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悠翁様に贈った歌、其の参。新島守...
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酔ひしれて春待ちわぶる月明かり不淨に凍みる庭の白雪
平成二十二年十二月十七日
10
悠翁様に贈った歌、其の弐。一寒梅...
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吹きすさぶ無常の闇に身を置けば心をためす窓の月かな
平成二十二年十二月十七日
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悠翁様に贈った歌、其の壱。
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現實に愚癡をこぼすも彌陀の聲お叱り受くるも彌陀の聲なり
平成二十二年十二月十六日
12
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子は親に生かされ育ち夢を見るたとへ此の世が闇と知れども
平成二十二年十二月十六日
12
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煩惱をかかへて生きる人生も自意識はらへばまことが見える
平成二十二年十二月十六日
7
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生かされて生きているとの佛説は何かを生かして生きているとも
平成二十二年十二月十六日
10
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氣がつけば獲がたき本願出逢ひたるはからひ越ゆる彌陀のはたらき
平成二十二年十二月十六日
7
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くれなゐのうつし心に君が影戀路の闇にまどふ柔肌
平成二十二年十二月十二日
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竜胆様の「白肌を…」の歌に寄せて...
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夢にだに遠き昔をしのぶれば心にかかる賀茂の玉依
平成二十二年十二月十二日
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本歌…山ふかみ春ともしらぬ松の戸...
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