光源氏さん
のうた一覧
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うつりゆく月のかげりを思ふれどしばしこの身は松の夕風
平成二十二年十月六日
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花すすきしばしこの世の思ひ出に情けを殘せ秋の夕風
平成二十二年十月三日
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本歌…花すすきしげみが中を分けゆ...
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秋風にまたこそとはめやはせ舟しぐれて見ゆる瀬田の長橋
平成二十二年十月三日
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本歌…秋風にまたこそとはめ津の国...
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かぎりあれば今日こそ見やれほととぎす月のかげりをしのぶ軒場で
平成二十二年十月三日
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本歌…かぎりあれば昨日にまさる露...
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思ひわびさても心はあるものを浮き世に沈む君が淋しさ
平成二十二年九月二十九日
16
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風に聞け寝覚めの袖の渡り鳥枕濡れども春を忘るな
平成二十二年九月二十九日
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あやなしと思へど今日も大原女の秋のかすれに花ぞみだるる
平成二十二年九月二十六日
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狭野弟上娘子の本歌取り。「あや」...
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散りつもる高尾の紅葉ふみこえて清瀧川をくだる落ち合ひ
平成二十二年九月二十六日
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本歌…降りつみし高嶺のみ雪解けに...
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大原や蝶の出て舞ふ朧月然りとて重ぬ戀は成るべし
平成二十二年九月二十五日
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上句は丈草の俳句を引用。連用の未...
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ひととせの思ひこめたる月讀の淡き光ぞいかでとやさん
平成二十二年九月二十五日
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ぬくもりを探しもとむる冬の夜月の明かりに照らされながら
平成二十二年九月二十四日
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波の花にほの海邊をうきながら月の明かりに秋を思する
平成二十二年九月二十四日
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つややかに野邊に咲きたる女郎花ただかりそめの戀と知りせど
平成二十二年九月二十四日
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戀すれど叶はざりけり我が思ひ雲に隱るる君をのどみて
平成二十二年九月二十四日
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雲間より艷をまねきしゆふやけに乙女心は朱く染まりし
平成二十二年九月二十四日
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君を見てそぞろにゆらく花の蔭落ちゆく身をもあはれとや思ふ
平成二十二年九月二十三日
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本歌…春を経てみゆきに馴るる花の...
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明石がた月も暮れなば身も沈むこのやるせなき憎しみの果てに
平成二十二年九月二十三日
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本歌…明石がた色なき人の袖を見よ...
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いづれまたまことの旅で逢ふものを今日の別れもかりそめの夢
平成二十二年九月二十三日
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さんざめく歌の心をうごかして悲しくふるふ甲斐の紅葉葉
平成二十二年九月二十三日
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ふる里をひとりさまよふ夕月夜へだつ心は影となりゆく
平成二十二年九月二十一日
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