光源氏さん
のうた一覧
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あぢさゐの花のよひらに添ふる影心づくしの夜の名殘に
平成二十三年五月二十九日
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うちしめりしばし艶めくあやめ草涙をそそぐ宵のむらさめ
平成二十三年五月二十九日
10
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さみだれに心も晴れぬ奥美濃の涙をそへそ山ほととぎす
平成二十三年五月二十九日
9
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我が袖は花橘に抱かれてしばし浮き寢の夢を見むかも
平成二十三年五月二十八日
11
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うらめしき末摘花のくれなゐに濡るるばかりの袖の色かな
平成二十三年五月二十八日
11
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忘れ草わが袖に吹く香具山の徒付く風を忘れむがため
平成二十三年五月二十八日
5
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くる秋に匂ひは消ゆる藤袴闇の世に吹く風をいたみて
平成二十三年五月二十八日
7
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さびしさをぬぐふ今宵の月明かり重なり浮かぶ熱情の影
平成二十三年五月二十五日
12
舞(新也)様の「五月晴れ…」の歌...
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松が根の待つこと久し濡ればみに君が姿はむなしくかすみ
平成二十三年五月二十五日
7
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たそかれに煌めくほどの君が影このやるせなき涙の果てに
平成二十三年五月二十五日
9
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いづれまためぐり逢ふ日を夢に見む過ぎゆく時を堪へしのぶのみ
平成二十三年五月二十五日
10
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君待てどせつなくしみるかなしびよ泣きかへり見む關のひぐらし
平成二十三年五月二十四日
8
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ふきたわむ松の木の枝に心あらばせめてとどめよ涙の玉を
平成二十三年五月二十四日
10
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なほざりの君が言葉は吹きすさびまどひふためく宇治の橋姫
平成二十三年五月二十四日
4
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我が袖はならの小川の川風に絶えじと思ふ淡き夕暮れ
平成二十三年五月二十四日
6
「淡き夕暮れ」という表現が適切な...
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白波の寄する濱邊で待ち戀ひせば幽かに見えまし都賀の漁り火
平成二十三年五月二十二日
6
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戀しくば心を開けほととぎす刹那も知らぬ無期の泡沫
平成二十三年五月二十二日
6
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たまきはる命を捨てて何ぞ愛といふ打ち降る雨に袖を濡らして
平成二十三年五月二十二日
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うつせみは聲なき身とは知りぬれど寢ねがてに見る戀の道行き
平成二十三年五月二十一日
5
芳立様に贈った歌…
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月讀みの光を清み佐保川の千鳥を呼べば戀も叶ふか
平成二十三年五月二十一日
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