光源氏さん
のうた一覧
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花の雲染めし山路をたづぬればしばしよしづく入相の鐘
平成二十二年四月十二日
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花の雲鐘は上野か浅草か…芭蕉
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めづらかに謌の姿を飾れども長きためしとなる筈もなく
平成二十二年四月十一日
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泣き返る世世に久しくなりぬれば玉裳は風にみだれけむかと
平成二十二年四月十一日
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「世世」は「よよと泣く」に掛けて...
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春なれば梢の花は色付きていづこともなく惑ふ召人
平成二十二年四月十一日
10
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うらぶれのみざまに何ぞたづねまし寝覚の里に春は見えざり
平成二十二年四月十一日
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あひ見ても闇夜にまがふものなればただ浦浪に思ひむすぼる
平成二十二年四月十一日
8
本歌 あひ見ても別れののちのつ...
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朝夕に音のみに泣けばやいば研ぐ壁にうつるは乱れの髪ぞ
平成二十二年四月十日
12
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月も見よ夜にしあらば草の葉にゑもいひしれぬ聲を聞きたり
平成二十二年四月十日
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亡霊さんと遭遇した時は、「のうま...
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咲きぬれば奥の深見に戀ひまさるしくしく思ふ迷ひ心よ
平成二十二年四月十日
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怪談『牡丹灯籠』が題材。「深見」...
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やすらかな樹海に一人佇めばつらきさだめの聲ぞ聞こゆる
平成二十二年四月十日
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巷で心霊現象の歌が詠まれているの...
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いかにして夢やむすばん草枕涙に宿る小夜の中山
平成二十二年四月九日
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本歌 いかにねて夢もむすばん草...
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ふるさとは思ひのほかのさびしさに散る花でさへそよと騒ぎし
平成二十二年四月九日
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本歌 ふるさとはしぐれの板間も...
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憂きし世のつらきさだめを思ふればなほ積もりゆく渡良瀬の水
平成二十二年四月九日
12
本歌 憂き身から人のつらきも知...
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ひと知れず闇にまどひて暮れゆけばやがて絶えなむ八つ橋の水
平成二十二年四月九日
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本歌 ひと知れず袖は濡れつつわ...
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待ちくらしあだなる色に染むるともやつれてなくらむほととぎすかな
平成二十二年四月九日
11
本歌 待ちくらしさつきのほども...
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行く水の絶ゆることなきすめろきのとどめかねたる大和島根に
平成二十二年四月八日
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「行く水の」は流れて行く水の様子...
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しなざかる越の深山を過ぎゆかば御身をしたふる供のまつろひ
平成二十二年四月八日
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「しなざかる」は「都から遠くはな...
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若草の君がなげきを思ひつきなほさりぬべき言問ひの夜
平成二十二年四月八日
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「若草の」は「思ひつき」に掛かる...
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中国の観光客の騒がしさイーアルサンとカメラパチパチ
平成二十二年四月七日
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まだかいな団子たのみし関西のおばちゃんの声ひびく山里
平成二十二年四月七日
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