光源氏さん
のうた一覧
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水鳥や過ぐす浮き世の波まくらそぼふる雨に身をふるはせて
平成二十三年八月十五日
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身を寄せし千鳥ヶ渕や秋の風あかぬ別れに迷ふ夕闇
平成二十三年八月十三日
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漆黒様の「漆黒の闇より出でる…」...
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ほのぼのと白む月影のぞむれど交ふ袂に輪廻したるや
平成二十三年八月十三日
7
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今日もまた夏鶯の別れ唄夢にまぎるる一人寢の宿
平成二十三年八月九日
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水底の都で逢へる楽しさにこの世の憂さも波に消え失する
平成二十三年八月九日
14
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うらぶれし思ひを流す秋の風影をも知らず舟は漕ぎ出でし
平成二十三年八月九日
7
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水向けのうつつごころに花を折り心殘りに泣き暮れし夜
平成二十三年八月九日
8
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花いばら道行く君の袖を引きいみぢき夢を思すひととき
平成二十三年八月八日
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月草に薫き染む思ひしめやかに蛇の目の傘に涙隱して
平成二十三年八月五日
9
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身の芯に業火宿せる青時雨やがて消え失す影と知れども
平成二十三年八月五日
8
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花もまたひとへの重ね引きかけてあやなす習ひ定めなりしと
平成二十三年八月五日
7
「ひとへの重ね」は、平安時代の女...
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鳴き暮れの空しき風に仰ぎ見し都に通ふたづは哀しき
平成二十三年八月五日
7
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夕顏や枕をかはす夜の月かぎりの花に露を結びて
平成二十三年八月四日
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したふれど雲間に隱る君が影たどる夢路に月は宿りぬ
平成二十三年八月四日
8
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さねかづら括る袂はわび濡れて逢坂山は今日も暮れゆく
平成二十三年八月四日
6
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宵闇にほのかに浮きし螢火よ思ひこがれど夢のまた夢
平成二十三年八月四日
9
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秋萩のしなひにひそむ濡れ仏散りし心に月のなくさみ
平成二十三年八月三日
11
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ほととぎす過ぎゆく方をながむれどただふる袖に月は濡れゆく
平成二十三年八月三日
9
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虚しさは忘れやはする月の影野原の露のうたかたの夢
平成二十三年八月三日
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桔梗様に贈った歌…。行き場の無い...
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夢よりもはかなき戀と思ふれどうつつに寄する蝉のこゑかな
平成二十三年八月三日
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みやこうまし様の「つかの間の…」...
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