光源氏さん
のうた一覧
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歌枕知らねばいはじ見しままに巷の歌の袖のけしきに
平成二十二年六月四日
14
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照らしそむ心の月に額の花甘き香もれる闇のあやかし
平成二十二年六月三日
14
山田杜魚様に贈った歌。
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忘れじの君が命を思ふまに別れをとよむむろの螢火
平成二十二年六月三日
14
桃紅様に贈った歌。「むろ」は「室...
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あじさいの花のよひらぞ明月に時よりの風今はなきかな
平成二十二年六月二日
18
本歌…あじさいの花のよひらにもる...
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思ふれど源氏の夢はなきものを無窮花の寺になにたづぬらむ
平成二十二年六月二日
19
本歌…思ふにはふかき山ぢもなきも...
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せめてただ口を鶫の方丈に地獄とやらを見るはかなしき
平成二十二年六月二日
16
「鶫」は「噤み」、「方丈」は「北...
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先人は心に響く歌を読み感じたものを歌に詠みたり
平成二十二年六月二日
20
歌には秘められたものが必ず存在し...
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言の葉の枯れゆく秋の夕まぐれかなしき鐘を風に聞くらむ
平成二十二年六月一日
13
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ゆるらかな霞のかかるあしひきの山下水の行方知らじな
平成二十二年六月一日
15
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有り明けの行くも帰るも難波江にいつみてときかあまのつり舟
平成二十二年五月三十一日
12
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みだれたる君が心のへだたりに霧のまぎれの遠き鐘の音
平成二十二年五月三十一日
18
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もののふの鎧の袖をひらめかす春のあらしの風のつよさよ
平成二十二年五月三十日
14
武田信玄と上杉謙信の果てしもない...
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摩利支天阿鼻叫喚の生き地獄救ふちからを我にあたへよ
平成二十二年五月三十日
14
上杉謙信が信仰した摩利支天をよん...
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たちばなの誇りを胸に義をつくす天に誓つて恥ぢることなし
平成二十二年五月三十日
17
立花宗茂、ならびにつき従った全軍...
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限りあらば我が古里に散るものを心殘りの春の山風
平成二十二年五月三十日
20
蒲生氏郷の辞世を参考。明智光秀・...
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世の中よ三日天下と言はば謂え我が身の果てを知る人もなし
平成二十二年五月三十日
17
明智光秀の辞世を参考。光秀の墓は...
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五月雨に三笠の山は濡れにけり傘なき旅の草枕かな
平成二十二年五月二十九日
17
本歌…五月雨に天の苫屋に旅寝して...
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夜をこめて今はた同じ百合の花黒髪山は露にぬれつつ
平成二十二年五月二十八日
18
黒髪山といえば佐保姫。その清楚な...
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妖艷も幽玄にいたる歌の道深き心は無のなかにあり
平成二十二年五月二十八日
21
桔梗様に贈った歌。
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喜びも悲しみさへも目にうかぶメール数へて愚痴の音聞きて
平成二十二年五月二十八日
10
さる様に贈った歌… 『喜びも悲...
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