光源氏さん
のうた一覧
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世をいとひやがて消え果つ橋姫の魂ぞさまよふ宇治の川霧
平成二十四年三月四日
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空蝉のしのびしのびに濡るる袖わが來し方に何をなげかむ
平成二十四年三月四日
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以前に詠んだ「空蝉の御心ばへもお...
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ほのかすむ都になにぞ未練ある明石の海に夢や隱れぬ
平成二十四年三月四日
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以前に詠んだ「つかのまの逢ふ瀬は...
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わかれ路にひとり臥したるしののめの忘れざらざる有明けの月
平成二十四年三月三日
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いくそたび誓ふ言葉のむなしきに深きなげきの悟り得ぬ戀
平成二十四年三月三日
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ゆふぐれの御心ばへもおとろへて心もとなき宿の藤波
平成二十四年三月三日
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ただなりに朧月夜は見隠れて人目をしのぶ逢坂の関
平成二十四年三月三日
11
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ことさらに軒端の荻をながむれど名殘あはれに朽ちにけるかな
平成二十四年三月二日
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空蝉の御心ばへもおとろへてしのびしのびの野辺の松風
平成二十四年三月二日
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いみじくも宿世のほどを數ふればとりとめもなき君が黒髮
平成二十四年三月二日
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さらぬだに後の世に契る戀ならば心にたへぬ淺茅生の露
平成二十四年三月二日
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つらかりしあはれをかはす御契りのもの思ふ袖になぐさみの影
平成二十四年三月二日
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涙のみ淡く流るる初瀬川かぎりだにある戀にまどひて
平成二十四年三月一日
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うぐひすの涙もひらにうちとけてかすむ都を心だに見む
平成二十四年三月一日
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へだてなき契りたまへとみましかば心のうちに宿る月影
平成二十四年二月二十九日
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玉の緒の現し心を嘆き侘び契りのこゑも知らぬわが身ぞ
平成二十四年二月二十九日
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あやなくも四方の嵐にみだるれば浅茅ヶ露と言ひしをるべき
平成二十四年二月二十九日
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つかのまの逢ふ瀬はいとど苦しけり夜はあかしといへど切なき
平成二十四年二月二十九日
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のぞみまどか様に贈った歌…
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薄紅の色とこそみれ梅の花袖にかからふ風のささめき
平成二十四年二月二十八日
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世のつねに思ひやすらむ梅が枝にまづうぐひすは尋ね來にけり
平成二十四年二月二十八日
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