ケンイチさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 日は我らを追ひ越しゆきて見はるかす海峡の碧に揺蕩ふ海月 平成二十四年二月二十九日 15 もっと見る
- 止め処なき文様の青ふかき宙ひとの祈りは絶ゆることなく 平成二十四年二月二十九日 12 もっと見る
- 人なみに紛れてみては貌立ちをくらぶアジアに生れ来し風よ 平成二十四年二月二十九日 7 もっと見る
- 風とともに老ひぼれてゆく信念を抱きてなほも旅を思へり 平成二十四年二月二十四日 7 もっと見る
- ふるさとを無くせし母の凛としてまだ遠かれと思ふ通ひ路 平成二十四年二月二十四日 6 もっと見る
- ふたたびの彩を歓びみな人のあらそふやうに零れたるかも 平成二十四年二月二十三日 9 もっと見る
- 地を鳴らし空を破らむ発生といふ衝動に挙り狂へば 平成二十四年二月二十三日 6 もっと見る
- その意思を示すがごとくまつすぐに雪降る地のまだ遠き春 平成二十四年二月二十日 15 もっと見る
- 知るほどに心は添ひて悠かなる大地の風のみなもとを訪ふ 平成二十四年二月十七日 15 もっと見る
- 赤く染む大地を遥かゆく空のはづれにふはり淡雪を受く 平成二十四年二月十七日 8 もっと見る
- ゆくひとに触れずに今朝はあたたかき雪の溢るるきさらぎの空 平成二十四年二月十五日 13 もっと見る
- 哲学は風に流されいちだんと広がる夜に星をしらべる 平成二十四年二月十四日 18 もっと見る
- 君風にしたがひ去れば残りたる空を束ねてこころと為さむ 平成二十四年二月十三日 12 もっと見る
- 街路樹のつゆも動かぬきさらぎの窓辺に愁ふ彼方のいくさ 平成二十四年二月十二日 8 もっと見る
- 朽だら野に孤影を落とすきさらぎの朧な月にわが生まれ来て 平成二十四年二月十一日 5 もっと見る
- 君ひとりなくせば遠くなる春を見つめる空に淡き日輪 平成二十四年二月十一日 7 もっと見る
- 風雨に侵されてなほ天上の町に崇むる空もあるらし 平成二十四年二月十日 9 もっと見る
- さびしいと吐息にちさく混じらせて薄日の滲む融点見上ぐ 平成二十四年二月十日 9 欧州は記録的な大寒波です。 もっと見る
- 掌にまもる火影の涼しかる雪は大地を真白に染めよ 平成二十四年二月十日 9 毎日のように焼身抗議の悲しい記事... もっと見る
- 万の火をともせば影と向き合ひて漏らせし息の重力を知る 平成二十四年二月九日 12 Candlelight vigi... もっと見る
