有為さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 青き月染まば染むべし僕たちがまだふみも見ぬ空の果てまで 平成二十二年三月三十日 7 桜三月、二度目の満月。ブルームー... もっと見る
- たて書きの峰より落つる滝の音のけふのまことはいづこにか宿る 平成二十二年三月三十日 4 はじめて、短歌総合誌なるものを立... もっと見る
- 闇ならば闇をつらぬけ。ひたひたと首すじをふきおろす気配の 平成二十二年三月三十日 3 もっと見る
- 衣さす雨のまにまに偲ばるるすぎゆくひとの心なりけり 平成二十二年三月二十六日 8 もっと見る
- 官人の咳ばらひして花二輪 霞ぞ春のヴェールなりける 平成二十二年三月二十三日 3 霞ヶ関、厚生労働省前なう。 ... もっと見る
- あしひきの山なしの水わらふ春富士の裾にもさくや此のはな 平成二十二年三月二十三日 9 咲（わら）ふ。 もっと見る
- むら雲は黄金色なり春の宵 その下に待つ君までいそぐ 平成二十二年三月二十一日 4 もっと見る
- あかつきもおぼえぬ恋をひきつれて三月 春の地平線まで 平成二十二年三月十三日 10 もっと見る
- 胸元にずしりストレート投げた午後あの日を今もおぼえていますか 平成二十二年三月十二日 3 もっと見る
- 都にも文このむ木ぞさかりなる花さそひつる風ともがもな 平成二十二年三月十一日 5 文このむ木：梅の美称。好文木。 ... もっと見る
- てのひらにとどいて消ゆる如月のゆきてし待たむ青梅路のさき 平成二十二年三月十日 9 旧暦二月、梅に雪。 しばら... もっと見る
- 青空ににじむ香りも早春のにがい寒さもブラックで飲む 平成二十二年二月二十一日 3 出会うことは別れること。 もっと見る
- 「あの上にイチゴのっけて食べたい」と声に見上げる上弦の月 平成二十二年二月二十日 5 もっと見る
- ちぎりきな茜さす雲きりわたし想ひよ多摩の川こえてゆけ 平成二十二年二月十五日 7 恥ずかしいので送れませんが、ここ... もっと見る
- 原爆を生きた祖父母の顔おもう すぐ「運命」と煽る東京で 平成二十二年二月十四日 6 愛とはきっと、生命だよ。 運命... もっと見る
- 泥のやうに飾れ。松のやうに飛べ。面影はしに散れる春あり 平成二十二年二月十四日 3 姫君悲恋 もっと見る
- 風を遠みすずろなるべし鐘の音は震へるこころ見透かせるごと 平成二十二年二月十二日 1 〜を……み： 〜が……いので ... もっと見る
- イヤホンの音にあなたの顔かさねひと雨ごとに君が近づく 平成二十二年二月十二日 2 「君」は春であり、 春は君であ... もっと見る
- ５番線この手離れた君の手と夜の底ゆく急行列車 平成二十二年二月十日 3 もっと見る
- 衣手をそめて夜ぞふる春の雪 見据える瞳にぼったりと雪 平成二十二年二月二日 4 暖かくて音のない色 …見据... もっと見る
