恋花さん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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をしむべくは此方彼方のすれちがひ切り捨て御免小指の赤い糸
平成二十二年九月十四日
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つみ重ね過ぎたときほど簡単にこわれて今朝は亡きがらとなり
平成二十二年九月十日
8
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あナたよりダークなワタシきもイでしョ?不幸自慢のアノ子がワラふ
平成二十二年九月九日
4
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ココロにも遮光カーテンつりさげてすべて断絶すべて断絶
平成二十二年九月九日
5
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自分から出てくる膿の黒さにも吐き気催し吐瀉物もまた
平成二十二年九月八日
3
もう何もかも黒い。
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左手の手首に刺さるナイフより致命傷なる善意の言葉
平成二十二年九月八日
5
優しさが心臓をえぐる。
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人間を辞めて猫になる夢を白昼夢よりリアルにしたい
平成二十二年九月八日
2
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とおく空離れいく声みんみんと清純ならばすくわれたのに
平成二十二年八月三十一日
3
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悔やむなら前を見ないでふりかえれおのれの悔いをこころに留めよ
平成二十二年八月二十六日
6
ある意味、自分への叱責。
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はらわたがにえくりかえるうらがえるこえがとびかうもういえかえる
平成二十二年八月二十三日
4
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狂うのは失った時だけでいい死に物狂いで得たのは後悔
平成二十二年七月三十日
7
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ネガポジを反転させたら夜の街は人のいるところだけが暗い
平成二十二年五月二十七日
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はらへつたなにかたべたいそんなときめにうつるのはやうふくばかり
平成二十二年四月二十日
2
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カテゴリの一番上で恋愛が仁王立ちして挽歌をうたふ
平成二十二年四月十六日
2
恋愛、恋愛、恋愛・・・あー、もう...
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百足らず五十の銀貨を睨みつつ三十五円に嘆くコンビニ
平成二十二年四月九日
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デジタルの時計を逆さにみていたら10時間すら一分で過ぎ
平成二十二年四月四日
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ウジャウジャとわいた鼻毛の一本が白きを見れば余も老けにけり
平成二十二年四月三日
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白髪…鼻毛…うぅ
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浮カバ不ル深ヒ黒衣ヲ身ニ纏ヒ踊リ出ヅルハ狂乱ノ夜
平成二十二年四月一日
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艶やかに首に食い込む細指の掴みたる死は感謝の呪い
平成二十二年三月三十一日
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カラメルを焦がした様な今日の日を明日に捨ててプリンを食べる
平成二十二年三月二十七日
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