でくのぼうさん
のうた一覧
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そばにいる君が眩しく 秋になり暮らし始まる 庭に咲く花
平成二十二年九月二十五日
17
秋明菊に君をなぞらえて
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むら雲に隱れし月の薄明かり戀しきひとの吐息さがせむ
平成二十二年八月三日
21
優しい娘子は、また傷つきやすい。...
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みたされぬこころまよひて歩くみちひとり生くるも月は照りをり
平成二十二年七月三十日
28
恋せし娘子の切ない思いに触れて!
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朱音空命燃やして染めあげし戀の旅路の果てることなし
平成二十二年七月二十二日
26
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夕立の過ぎたる空に朱音さす浴衣の君を抱きし宵に
平成二十二年七月十七日
21
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七夕に記せし言葉それよりも手を搦めをる愛の記念日
平成二十二年七月八日
18
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命果て思ひことづて遺しゆく心に點せし螢火ひとつ
平成二十二年七月五日
23
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茫漠の闇に點りし命ゆゑ哀しみ光る源氏の螢
平成二十二年七月五日
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雨音に曵かれし戀は螢火のきみの命の一夜の宿り
平成二十二年七月五日
18
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短册に記せし思ひ戀歌は七夕の日の一夜の逢瀬
平成二十二年七月一日
18
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きみがゐるただそれだけのことなのに泪あふれる文月のとき
平成二十二年七月一日
23
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雨の夜の醉ひて歸らん足どりに妻なるきみの紫陽花の彩
平成二十二年六月二十七日
13
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雲ながる山に戀しき雨音にきみの聲きく夏のまぼろし
平成二十二年六月二十六日
20
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山里に恥ぢらふ娘子薄紅の彩に染まりし初戀の季
平成二十二年六月十四日
15
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けふもまた薔薇一輪をとどけをり君忘れじと輪廻を思ひ
平成二十二年六月十日
16
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風わたる山あいの里水無月は戀する君の恥ぢらひ隱し
平成二十二年六月七日
15
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山あいに染まりし花の彩模樣嫁ぎし人のとし月思ひ
平成二十二年六月七日
12
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流離ひの旅にしあらば戀しくて紫陽花のころ君の聲聞く
平成二十二年六月七日
11
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夏雷の地響き哭きて驟雨呼ぶ恐がる君の肩抱き寄せて
平成二十二年六月三日
15
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うたかたの世にも悲しき命ゆへ百年の後も巡り會はんや
平成二十二年六月一日
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