ななし野さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
美しいすみれグレーの朝もやに機首を背けて始発便発つ
平成二十一年十二月二十八日
2
もっと見る
見上げれば暮らしの灯りにまぎれてる独居房です暗い森です
平成二十一年十二月二十一日
3
もっと見る
記号から君の本音に変換を進める作業は続く いまここ
平成二十一年十二月二十一日
4
もっと見る
顔にかかる髪をかきあげ引き寄せてたった今しかできないことを
平成二十一年十二月二十一日
2
もっと見る
山中のバラバラ死体に訊きなさい二度ともどれぬ哀しみのこと
平成二十一年十二月十六日
4
もっと見る
関東は乾いた冬です 雪片の滲む宛名を息で温め
平成二十一年十二月七日
6
もっと見る
夜明け前水族館のガラスにはまぶたを閉じない魚の悪夢
平成二十一年十二月三日
1
もっと見る
ニジェールの砂漠の真ん中座礁した救命ボートによこせロデムを
平成二十一年十二月三日
4
ロデムは一番役に立つ召使。
もっと見る
ただ3秒指を触れればカルテには冷たい心と記してしまえり
平成二十一年十二月一日
2
もっと見る
わだかまり持ち越す朝にあかねさす首都高2号羽田線なう
平成二十一年十一月二十一日
3
もっと見る
不細工な爆音夜に吐き捨ててヒトの温もり乞うな弟
平成二十一年十一月十三日
2
もっと見る
垂れ込める雲より厚く不機嫌な君には一人管制官置く
平成二十一年十一月十三日
3
もっと見る
幸せはこれっぽっちの青空にアウトビートをさがす束の間
平成二十一年十一月六日
5
もっと見る
潮風に錆びれたフェンス乗り越える君が 怖いと言えずに十一月
平成二十一年十一月四日
2
もっと見る
砂嵐止めば明星晴々と君と歩まんさらば霜月
平成二十一年十一月四日
2
もっと見る
追い討ちをかけて雨打つ道端に無念の花の白い十字架
平成二十一年十月二十六日
12
もっと見る
やや長いエンドロールが終わるまで君が涙をしまうのを待つ
平成二十一年十月二十六日
4
もっと見る
点滅の夜間フライト音もなく螺鈿細工を残す幻燈
平成二十一年十月二十四日
4
もっと見る
トレモロの落ち葉止まない秋の日に短く捨てたサヨナラでした
平成二十一年十月十九日
8
もっと見る
わたがしの棒にもなれずカラカラと鳴り出すばかりで交差点にいる
平成二十一年十月十九日
4
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
>>