林ユキさん
のうた一覧
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木蓮の散りしく春を引き出しに眠らせたまま雪のふるさと
平成二十三年一月九日
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真夜中のじんと冷たい満月をかぢれば薄荷の風吹き抜ける
平成二十二年十二月二十五日
20
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浅ましきほどに身を割り渇愛の色を晒して冬柘榴かな
平成二十二年十二月三日
11
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初雪になりさうだねと手をつなぐ山茶花だけがあざやかな道
平成二十二年十一月十八日
20
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傷心の隙間に詰めた干し草が すみれの頃の日なたの匂ひ
平成二十二年十一月十日
11
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消印がかすれて秋を深くする 差出人には(風)と一文字
平成二十二年十一月七日
15
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光る穂のうねりの風に身をまかせ ああ、ひらきゆく秋のさびしさ
平成二十二年十月二十五日
10
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ひとりごと聞ゐてたかしら白桔梗母に似てきた手を撫でてみる
平成二十二年十月二十四日
18
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くりのみはつよいするどいいがのなかつやつやわらってゆめみておいで
平成二十二年十月十三日
13
毎日聞こえてくる児童虐待のニュー...
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恋ふことも恋はれることも倦み疲れ泡立草のすさぶ野の秋
平成二十二年十月十二日
14
かつて日本の秋の風景を激変させる...
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本当の言葉も嘘ものみこんで泡立つ花はただ風のなか
平成二十二年十月十一日
24
黄色い波のよう。
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はらはらと草の実木の実散る夜のツキノワグマの静かな眠り
平成二十二年十月七日
12
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栗の実が焼けてはぜればあの秋の笑顔ににじむ星の夜です
平成二十二年九月二十六日
10
桃紅さんへ。「里の秋」私も好きで...
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坂道に萩咲きこぼれ 口数も少なきふたりを越えて 花虻
平成二十二年九月二十日
12
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空ばかり見てゐるかしら 病室にひつじの雲をつかまへてゆく
平成二十二年九月十八日
10
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無花果はみどりやさしき実をさげて夏の終はりの光る雨つぶ
平成二十二年九月十六日
16
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夕暮れの夕化粧花あかあかと消えない夏の残照の色
平成二十二年九月十三日
15
夕化粧=白粉花(オシロイバナ) ...
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秋空に高く掲げた稲藁の金の帳をくぐれば豊饒
平成二十二年九月十一日
13
はさぎって最近は見なくなりました...
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青白き灯りの下で剥き出しのこころ震へて蟋蟀を聴く
平成二十二年九月十一日
11
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風紋のむらさきの影踏みしめて裸足で歩く夜明けの砂丘
平成二十二年九月十一日
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