林ユキさんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 雪もやのたゆたふ街にそれぞれの短い今日がまた終はりゆく 平成二十三年二月五日 16 もっと見る
- 木蓮の散りしく春を引き出しに眠らせたまま雪のふるさと 平成二十三年一月九日 17 もっと見る
- 消印がかすれて秋を深くする 差出人には（風）と一文字 平成二十二年十一月七日 15 もっと見る
- 光る穂のうねりの風に身をまかせ ああ、ひらきゆく秋のさびしさ 平成二十二年十月二十五日 10 もっと見る
- はらはらと草の実木の実散る夜のツキノワグマの静かな眠り 平成二十二年十月七日 12 もっと見る
- 無花果はみどりやさしき実をさげて夏の終はりの光る雨つぶ 平成二十二年九月十六日 16 もっと見る
- 秋空に高く掲げた稲藁の金の帳をくぐれば豊饒 平成二十二年九月十一日 13 はさぎって最近は見なくなりました... もっと見る
- きれぎれに草笛ひびく七月の朝のうみそら淡く溶けゆく 平成二十二年七月一日 15 もっと見る
- かすかなる夏の光は夕暮れのつりがね草にかくれて消えた 平成二十二年六月二十四日 10 もっと見る
- 六月の風にさざめくけやき葉の木漏れ日まとふ衣更へかな 平成二十二年六月十一日 16 もっと見る
- アレチノギク、アレチノギクとつぶやけば、いのちみなぎる五月のくさむら。 平成二十二年五月十六日 10 もっと見る
- さみどりの風はるばると吹き来れば光る棚田に雨ふりそそぐ 平成二十二年五月十二日 12 もっと見る
- 葉ざくらのそら見あげれば縹緲と雲はほどけて散りゆくひかり 平成二十二年五月二日 13 もっと見る
- しづしづと手のひら合はすままごとの小さき椀にさくらはなびら 平成二十二年四月十五日 13 もっと見る
- 春の野のゆめを見てゐるうたた寝の枕はひらゐた雑草図鑑 平成二十二年四月十二日 10 すみません、詠み直しましたm(_... もっと見る
- クリスマスローズしずかにうつむいて聞いているのは風のため息 平成二十二年四月三日 10 もっと見る
- まよなかの月のひかりをほろほろとひろってかへる雪のほそみち 平成二十二年三月三十日 24 残業続きで帰りが夜中です(+_+... もっと見る
- こぬか雨 見あげる軒にやまばとの とぎれとぎれの子守唄かな 平成二十二年三月六日 21 もっと見る
- 線描の林を抱くはいいろの空もなんだかやさしい三月 平成二十二年三月二日 10 もっと見る
- みずならの樹によりそひて春待てばわたしのうちに湧き立つみどり 平成二十二年二月二十四日 20 もっと見る
