市川ありささん
のうた一覧
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手をつなぎそして誰にも祈らずに私と恋におちて下さい
平成二十四年七月十五日
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僕たちがもし獣なら眠らずにほら眠ってもいいよ朝まで
平成二十四年七月十四日
1
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破裂音できればずっとこのままでずっとあなたをみていたかった
平成二十四年七月十四日
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眠れないほどにたくさん降る雨が蛙千匹の鳴き声を消す
平成二十四年七月十三日
3
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蜜豆は冷やして食べよどうしても君を嫌いになれなくて夏
平成二十四年七月十三日
2
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おとなしくずっと元気にしているわイチゴ牛乳ぐいと飲み干す
平成二十四年七月十三日
1
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甘く甘い鳥肌がたつ真夜中はカップヌードル二個食べていい
平成二十四年七月十二日
3
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君がいて初めて知った複雑な感情たちと楽しく生きる
平成二十四年七月十二日
7
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この先はガードレールのない崖と美しい海ひとりが好きだ
平成二十四年七月十二日
7
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どうしたの何があったの話してと沈黙さながら風に一筆
平成二十四年七月十二日
3
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鳳仙花いつもどおりにさりげなく心を閉ざすことができない
平成二十四年七月十日
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遊園地いつかみた夢かき氷ばかり食べたらお腹こわすよ
平成二十四年七月十日
1
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八月になったら海を見に行こう回転焼きは白餡がすき
平成二十四年七月九日
2
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あのひとに憎まれ役は似合わない冷えたスイカの種を吐き出す
平成二十四年七月九日
4
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妹に刃物送った人々がどうか不幸でありますように
平成二十四年七月八日
3
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白壁の画鋲のあとは水瓶座 気をつけてねと言う別れ際
平成二十四年七月八日
3
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土足でも配慮きみへの執着にたくさん傷をつけて終るよ
平成二十四年七月八日
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きよみきよみ蜜柑の皮をむく君はたやすく僕の嘘も見破る
平成二十四年七月八日
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散文詩きみが本当に好きだった鍋いっぱいのパスタを茹でる
平成二十四年七月七日
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演出家ピリオドをうつ夕暮れにいつもと違う恋のはじまり
平成二十四年七月七日
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