市川ありささん
のうた一覧
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まだ暗い真冬の電話ボックスであなたの嘘が胸を貫く
平成二十三年一月十二日
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意味のないことを何度も繰り返し君が好きだと耳朶を噛む
平成二十三年一月十二日
4
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あんな人やめておけばと思っても心を砕く恋の荒波
平成二十三年一月六日
2
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君だけが不幸じゃないと言い切れる南海電気鉄道の夜
平成二十三年一月六日
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叶わない願いを口にして欲しい恋人だった頃のあなたに
平成二十三年一月六日
5
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忘れても忘れられても構わない君と見る青空の特別
平成二十二年十二月四日
5
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もう一度きみと傷つけあえたなら心から去る鈍色の影
平成二十二年十二月四日
2
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渾身の一撃として美しく心に咲いた薔薇をあげるね
平成二十二年十二月四日
3
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俯いたままで名前を呼んだこと校舎の上の灰色の空
平成二十二年十一月七日
4
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しあわせが指の間をすり抜けてひとえにひとりひとりのこころ
平成二十二年十一月三日
4
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明るくて元気なひとの裏側に悲しい過去があったとしても
平成二十二年十一月三日
2
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この胸につまったものを吐き出した後も私は私のままで
平成二十二年十一月三日
4
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風邪気味のあなたの声が心臓に悪影響なことは知ってた
平成二十二年十一月三日
4
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あたたかい布団の中で眠れたら何が何でも僕はしあわせ
平成二十二年十月二十九日
7
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悪人に生まれた訳じゃないのならひとの心の弱さが憎い
平成二十二年十月二十八日
3
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吐き出してしまいたくなる夜がありどこか歪な歌がうまれる
平成二十二年十月二十八日
5
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目に見えぬ星のひとつの存在をなにも知らないあなたが示す
平成二十二年十月二十八日
2
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この夏が終われば緩いボーダーのシャツも着れなくなってしまうね
平成二十二年八月二十六日
3
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好きだよと貴方は言ってくれるけど二番目ならば何も要らない
平成二十二年八月二十六日
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出来るだけ楽しく生きていたいのに胸ポケットに潜む暗闇
平成二十二年八月二十六日
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